[表] JOCが「アウト」とする使用例JOCが「アウト」とする使用例
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「おめでとう東京」もアウト 五輪商戦、言葉にご注意」
「経済効果数兆円とも言われる2020年の東京五輪――。多くの企業や商店街などがお祝いムードに商機を見いだそうとするが、ちょっと待った! その宣伝文句が五輪をイメージさせるだけでも、日本オリンピック委員会(JOC)から思わぬお叱りを受ける可能性がある。大阪市内のスーパーマーケット。食品売り場の一角には「やったぞ! 東京」と銘打った特設コーナーが登場した。有名店の味を再現したレトルトカレーや、東京スカイツリーにちなんだせんべい、もんじゃ焼きセットなど約10種類が山積みされている。「2020年」「オリンピック」などの文字はなくとも、東京五輪の開催決定にちなんだ企画であることは一目瞭然だ。大阪・道頓堀(大阪市中央区)の名物人形「くいだおれ太郎」には、東京五輪の開催決定が決まった8日朝、「東京五輪! こんどは わても観(み)にゆけるやろか…」というふきだしが付けられた。多くの観光客らが足をとめ、記念撮影が続くなか、すぐ脇ではくいだおれ太郎の人形焼きが売られている。「便乗」というより、お祝いムードの演出に見えるが、こうした催しも思わぬ警告を受ける可能性がある。」(2013年9月10日 朝日新聞)
「反対」と云えば"非国民"で、「おめでとう」と云えば"警告"、
「いや」なら、"引きこもれ"とは、いったい誰の祭典なのか。そしてきっと次はこうだ。「オリンピックのためにがまんしてください」。