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「台風に備え福島第一原発で警戒」
「東京電力によりますと、大雨の影響で、15日午後、福島第一原発の4号機の山側に設置された、汚染水をためたタンク周辺の囲いの中の水があふれているのが見つかりました。東京電力によりますと、大雨の影響で、15日午後1時すぎ、4号機の山側に設置された、汚染水をためたタンク周辺の囲いの中の水があふれているのが見つかりました。東京電力は、あふれた水に放射性物質が含まれていないかどうかを調べています。また、台風18号の接近を前に東京電力は、原子炉建屋の近くに設置された、がれきの撤去などに使う大型のクレーンが強風で倒れたりしないよう、おもりをつけて固定しました。また、屋外にある、原子炉に注水するためのポンプや配管などがロープで固定されているか確認したということです。さらに、東京電力は、高濃度の汚染水がたまっているタービン建屋の地下や「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルなどに雨水が流れ込んであふれないよう、パトロールの回数を増やして警戒を強めています。」(NHKニュース 2013年9月15日)
[追記]
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「もんじゅ:台風18号の土砂崩れで孤立 データ送信も停止」
「台風18号の影響で、福井県敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅに通じる道路で土砂崩れが発生し、もんじゅが16日未明から孤立している。同日午前2時56分、原子炉などの情報をもんじゅから原子力安全基盤機構(JNES)に自動で送るシステムにトラブルが生じ、データ伝送ができなくなったが、補修担当者が現地に行けない状態が続いている。情報は手動で送り、運転停止中の原子炉の安全性に問題はないという。もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構によると、16日午前7時ごろ、もんじゅから約2・5キロ離れた県道(同県美浜町)で土砂崩れが発生しているのを職員が発見した。県道はもんじゅに通じる唯一の道路。昨夜から、職員など約40人がもんじゅ内にいるという。県が復旧を急いでいる。また、もんじゅ敷地内の正門付近の道路でも午前3時ごろ、土砂崩れがあり、通行できなくなっているという。」(毎日新聞 2013年9月16日)