(イルコモンズの「リミックス文化原論」より)

最近の文化研究(通称カルスタ) や現代美術では、
「文化はハイブリッド(異種混交)にできている」と
いうことがよく云われ、ハイブリッドであることを
言祝ぎ、また、称揚する傾向が見られますが、
そうした口吻の中で、ときどきぬけおちている
大事なことのひとつに、ハイブリッドは、
決して心地好いものばかりではなく、
ひとに不安や不快感や恐怖を与える
ものでもある、ということがあります。
今回の講義では、メディア系の
「表現するアクティヴィスト」である
0100101110101101.org の
「ハイブリッド」とタイトルされた
アートワークを通じ、その点を
実地に体験することから
はじめたいと思います。
下のリンクから先は、
すべて自己責任で
独習してください。
↓
[ENTER] きになる?→
この体験をふまえ、
ここからおりかえして
こうしたハイブリッドなものを
おそれるのは、いったい誰か?
またそれは、どのような社会規範や
美意識、さらには道徳観念とぶつかるのか
ということからまず考えてみることにしましょう→ このつづきは教室で
-------------------------------------
[学習指導の手引き]
考えるヒントとして次の画像を「教材」として提示します。

このアヒルさんはいったい何が気にいらないのでしょうか?
これを手がかりにしてもう一度よく考えてみてください。