はじめに、ふた、ありき
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ついさっきのこと、国会前で、おおぜいの人たちといっしょに、「本法案は可決されました」というのを聞いた瞬間、「あ、これで安倍政権はおわったな」と思った。口をひらけば、うわごとのように、「三本の矢、三本の矢」と云ってきた安倍は、いずれ自分が放った「三本の矢」に自分が射抜かれて自滅するだろうと思っていたが、今夜、この予想が確信に変わった。一本目の矢が、今夜の「特定秘密保護法」で、二本目の矢は、この春からの「消費税の増税」、そして、とどめとなる三本目の矢は、おそらく「TPP」で、このすべての矢が全部はねかえってきて、安倍政権はあっけなく崩壊すると思う。そもそも、こんなでたらめな決め方をした法律が、「使いもの」になるわけがない。なにせ、国内外から、これほど強い反発と圧倒的な不信を招いてしまった法案なのだから、民主主義のふりをした議会は通過しても、ほんとうの民主主義の世の中で「通用」するわけがない。「そういえば、特定秘密保護法ってのがあったけど、あの法律はどこに消えたんだろうね」ということになるだろうと思っている。それはともかく、今夜、国会前ので抗議をしながら思い出していたのは、7年前のこと。2006年の11月15日、最初の安倍政権が「教育基本法改正案」を可決させた夜のこと。そのときは、国会前でではなく、参議院会館前で抗議をしていたのだが、いまの自分があるのは、あの夜に味わった屈辱があったからで、その屈辱が自分を、たいていのことではあきらめないゴリゴリの民主主義者にした。最後に勝つのは自分たちだと信じて疑わない手のつけらないアクティヴィストにした。その夜の抗議と今夜の抗議をくらべると、とても同じ国の抗議とは思えないくらい、その風景は大きく変わっていた。7年前は、ひとりで抗議にいって、ひとりでドラムを叩いて、ひとりで家に帰ってくるという感じだったが、いまは数え切れないくらいのドラムや楽器があり、かつて自分が口にしたこともないくらい、たのもしい抗議のことば(今回のいちばんのお気に入りのコール(=絶叫)は「ファシスト、消えろ!」)があり、なにより、たよりになる多くのなかまたち(連日連夜、9時間も10時間もぶっとおしでドラムを叩き続けられる人たちはそういない)がいる。今夜、7年前の自分と同じような屈辱を感じた人たちが、これからはじめることを考えると、やはり負けるわけがない、とそう思っている。 ▼「採決撤回」「自由守れ」=反対デモ、国会周辺埋め尽くす-特定秘密保護法」 「東京・永田町の首相官邸前や国会議事堂周辺には法案に反対する数千人が集まり、「悪法廃案」「自由を守れ」などとシュプレヒコールを繰り返した。午後11時25分ごろ、可決・成立の報が伝わると、一斉に「採決撤回」と声を張り上げ、拳を振り上げた。議事堂正門前の歩道は、深夜になってもプラカードを掲げた親子連れやサラリーマンらで埋め尽くされ、車道にも人があふれた。市民らは歩くのもやっとの状態で、太鼓や鈴を打ち鳴らして反対の声を上げ続けた。午後6時半から日比谷公園の野外音楽堂(東京都千代田区)で開かれた反対集会には、約1万5000人(主催者発表)が参加。「廃案へ!」などと書かれた横断幕を掲げ、国会に向かってデモ行進した。集会では、駆け付けた多くの野党議員や日弁連の山岸憲司会長らがあいさつ。最後に主催者側が「安倍政権の横暴は民主主義に対するテロ行為だ」などと廃案を求める宣言を読み上げ、会場からは大きな拍手が湧き起こった。」(時事通信 2013年12月6日) --------------------------- [追記] 特に忘れられない風景はこれ。 ▼Serpent_Rouge 12月5日 「国会見学待機中の子どもたち。ドラム隊のリズムにあわせて、小声で「秘密保護法、絶対反対」と唱和中の子どももいます。今日の風景とシュプレヒコールはずっと記憶に残るでしょうう。」(2013年12月5日) どう考えても、この子どもたちの方が、安倍や石破たちよりも、確実に長生きをして、次の社会をつくる、そう思えば、やはり、負けるわけがない、とそう思う。 [おまけ] おとといの国会前の抗議のとき、知らないおばさんからもらった、シーチキンの空き缶でつくったカスタネット。テープの加減がとてもよく、カチカチと乾いた、とてもいい音がする。むかしは、こんなもの自分でをつくってきて、みんなに配ってくれる人などいなかった。 今夜、国会前で約9時間、「絶叫サックス」をぶっとおしで吹き続けて、こっぱみじんになったリード。(3枚) 抗議が終わった後、国会前の通りに散乱していたタンバリンのジングル(2枚)。
by illcommonz
| 2013-12-07 19:00
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