はじめに、ふた、ありき
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▼イルコモンズ筆「書き初め」 ▼「世界人権宣言のなかの「意見及び表現の自由に対する権利」を具体化するために」 「異文化、他者と出会う学・文化人類学の視点から」 [日時] 2014年1月7日11:00-12:30 [場所] 東京・青山学院大学一号館 [講師] 小田マサノリ --------------------- ▼マイク・ミルズ「人間になろう」 ▼「あたらしい憲法のはなし 基本的人権」 「くうしゅうでやけたところへ行ってごらんなさい。やけたゞれた土から、もう草が青々とはえています。みんな生き/\としげっています。草でさえも、力強く生きてゆくのです。ましてやみなさんは人間です。生きてゆく力があるはずです。天からさずかったしぜんの力があるのです。この力によって、人間が世の中に生きてゆくことを、だれもさまたげてはなりません。しかし人間は、草木とちがって、たゞ生きてゆくというだけではなく、人間らしい生活をしてゆかなければなりません。この人間らしい生活には、必要なものが二つあります。それは「自由」ということと、「平等」ということです。 人間がこの世に生きてゆくからには、じぶんのすきな所に住み、じぶんのすきな所に行き、じぶんの思うことをいい、じぶんのすきな教えにしたがってゆけることなどが必要です。これらのことが人間の自由であって、この自由は、けっして奪われてはなりません。また、國の力でこの自由を取りあげ、やたらに刑罰を加えたりしてはなりません。そこで憲法は、この自由は、けっして侵すことのできないものであることをきめているのです。 またわれわれは、人間である以上はみな同じです。人間の上に、もっとえらい人間があるはずはなく、人間の下に、もっといやしい人間があるわけはありません。男が女よりもすぐれ、女が男よりもおとっているということもありません。みな同じ人間であるならば、この世に生きてゆくのに、差別を受ける理由はないのです。差別のないことを「平等」といいます。そこで憲法は、自由といっしょに、この平等ということをきめているのです。 國の規則の上で、何かはっきりとできることがみとめられていることを、「権利」といいます。自由と平等とがはっきりみとめられ、これを侵されないとするならば、この自由と平等とは、みなさんの権利です。これを「自由権」というのです。しかもこれは人間のいちばん大事な権利です。このいちばん大事な人間の権利のことを「基本的人権」といいます。あたらしい憲法は、この基本的人権を、侵すことのできない永久に與えられた権利として記しているのです。これを基本的人権を「保障する」というのです。 こんなりっぱな権利を與えられましたからには、みなさんは、じぶんでしっかりとこれを守って、失わないようにしてゆかなければなりません。しかしまた、むやみにこれをふりまわして、ほかの人に迷惑をかけてはいけません。ほかの人も、みなさんと同じ権利をもっていることを、わすれてはなりません。國ぜんたいの幸福になるよう、この大事な基本的人権を守ってゆく責任があると、憲法に書いてあります。」 -------- ▼「人間パッケージ」 この「人間パッケージ」のなかに含まれていないもので、人間を人間たらしめている、人間にとっていちばん大事なもの、それが「基本的人権」です。そしてあらゆる社会運動は、この基本的人権をとりもどそうとする人間らしい活動なのです。たとえば、いま、ウクライナで起きていることを、みてごらんなさい。 ▼Ukrainians celebrate New Year 2014 in Euromaidan ▼「揺れるウクライナ:大規模抗議デモ、終焉の兆しなし」 「11月21日、ヤヌコーヴィチ大統領が、欧州連合(EU)ではなくロシアとの関係性を強める決断をしたことがきっかけとなり、キエフ中心部の独立広場で抗議運動が始まった。当初は小さな運動であったが、11月30日の警察の攻撃により、学生たちの抗議グループが負傷し、病院に収容された。それをきっかけに抗議運動は国民運動となり、12月8日の段階で、抗議運動の規模はおよそ100万人となった。最近実施された世論調査によると、70%の人が、人々には警察の脅迫なしに平和に抗議する権利があると考えている。 ウクライナの若年層は初めて、物事を自身の手に持てていることに情熱を覚えている。広場の人は疲れる様子をまだ見せない。」(IBタイムズ 2013年12月16日)
by illcommonz
| 2014-01-06 18:55
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