
▼「1月17日に生まれた人」
1885年 - 大杉栄 (アナキスト)
1921年 - 糸居五郎 (ディスクジョッキー)
1942年 - モハメド・アリ (ボクサー)
1952年 - 坂本龍一 (作曲家、ミュージシャン)
1966年 - イルコモンズ (現代美術家、文化人類学者)
1975年 - スクエアプッシャー (テクノミュージシャン)
日本との時差が23時間あるポリネシアでも日付が変わったので、今年のこの日、なにもなかったことを祝おう。

▼「第一次湾岸戦争/砂漠の嵐作戦」
1991年1月17日に多国籍軍は、イラクへの爆撃「砂漠の嵐」作戦を開始した。宣戦布告は行われなかった。CNNは空襲の様子を実況生中継して世界に報道した。

▼「ノースリッジ地震」
1994年1月17日午前4時30分55秒(太平洋標準時)、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市ノースリッジ地方で発生した地震である。ロサンゼルス地震とも呼ばれる。モーメントマグニチュードは6.7だが、震源は14.6キロと、極めて浅い。被害を受けた人は、死者57名、負傷者 約5,400人、入院1,467名にのぼる。また、高速道路が崩壊するなどの被害を受け、米国史上最も経済的損害の大きい地震となった。

▼「阪神・淡路大震災」
1995年1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源として、M7.3の兵庫県南部地震が発生した。戦後に発生した地震災害としては東日本大震災に次ぐ規模である。
当時、CNNが配信した湾岸戦争のライヴ中継をみて、いま・そこにあるはずのリアルな戦争が、まるでヴァーチャルなゲームのように映されていたのにショックをうけ、こんなものをみていたら、たいへんなことになると思い、それ以来、テレビを見るのをやめたのだった。今年でテレビをみるのをやめて23年になる。あと一年で、実人生の半分をテレビなしで過ごしたことになる。ギル・スコット・ヘロンがいうように「テレビは革命を映さない」だけでなく、不都合なことを隠すカモフラージュ・マシンである。20年目を過ぎたころから、テレビからひっきりなしに発せられる笑い声がノイズに聞こえるようになり、22年目ごろから、外国のテレビをみているような気がしてきた。いまは、一部のニュースと天気予報をのぞけば、テレビで話されていることに、ほとんど現実感を感じないようになっている。