![]() はじめに、ふた、ありき
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![]() しーろ山羊さんから お手紙ついたっ ♪ くーろ山羊さんたら 読まずに食べたっ ♪ しーかたがないので お手紙書いたっ ♪ さっきのお手紙 ご用事 な・あ・に ? ・ ・ ・ しろ山羊:「不採用です」 くろ山羊:「・・・・・・・・・・」 ![]() ということで、今日、また、 「不採用通知」がとどきました。 あれからこれで、3通目になります。 あらゆる場所に落伍の烙印が... ヨゴレちまった用紙のしみに、 今日も風さへ吹きすぎる、 ひゅるるるるるるるる。 しかも今回のは、 自分がかつて居た 大学から来たものなので、 誰・が・故・郷・を・想・わ・ざ・る、 ひゅゅるるるるるるるる。 あゝ望郷の山のあなたの 空とおく、さきわい棲むと 人の云ふ、吾れ人と勤めたきは 学び舎(まなびや)なれど、 されど狭き大学の門、 まだ見ぬ教え児の影を慕いて、 ひゅるるるるるのルル3錠。 えい、ままよ、原文ママよ、 花に嵐のたとえもあるさ、 さよならだけが人生ならば、 また来る春とはなんだろう。 身捨つるほどの天職は他にありや。 イルなる者たちの教えの場は、 この世の果てのどこまでいっても、 存在しないものなのか....と、 中原昌也やら中原中也やら、 寺山修司やらブッフェやらを やみくもにマッシュアップしてみる 秋の夕暮れの不採用通知の黄昏。 それにしても残念なので、 この時のために前もって準備しておいた ジョン・バースの「やぎ少年ジャイルズ」を 読むことにします。 どういうストーリーの小説かは、 「聞かない約束」ということで、 くろ山羊さんは今日もまた、 へーへーほぉーと蒔を割る、 ひゅるるるるるる....... ------------------------------------------ [寺山教育勅語] 「私にとっての大学の理想は、三人、五人、十人といった、 私塾的なものである。パルチザン的な [...] 走る大学。 そして学生自身が自分の欲求で国家的使命を超えるような 解放された大学。現代の大学教育は [...] 書物を読んで くれるだけの有料収容所である。彼らは大学における 「主役」だったはずなのに、いつから「立会いを許された」 傍聴人になってしまったのだろう。教育とは与えるもの ではなく、受けとるものである、と思えば、人生いたる ところに学校ありで、[...] 映画のスクリーンの中にも、 歌謡曲の一節のにも、教育者はいるのである。大学は、 死ぬべきだと思う。そして、真に「大学的なもるもの」こそ 息をふきかえすべきである」(寺山修司)。かくして、 イルコモンズは求め訴える。エロイムエッサイム。 朽ち果てし大学の精霊よ、万人の痴の名のもとに 行ないし我らが求めに応えよ。地位も名誉も要らぬ、 この世にただひとつの教室を我らに与えたまえ... と、ブログにそう書いておこう、浅田飴と南天のど飴、 お口の恋人はロッテ・レーニャ。 .............................................................. [追記1] それにしても、詩というのはホントに便利な道具です。 ふだんはなかなか口にできないことだとか、 平叙文では息がつまって書けにくいことなんかも スラスラ、ポンと書けてしまうので、たいへん重宝してます。 「薔薇がなくちゃ生きていけない」と云ったJ・ボイスの 気持ちがよく分かります。しかし。とはいうものの、 応募書類の「教育の抱負」の欄に、もしこんな文を 書いてよこしてきた莫迦者(ばかもの)がいたら、 さすがに採用されませんよね。(もちろん書いてませんけど)。 とまれ、痴に働けば過度になり、詩に棹差せば流れ出す。 兎角に世間は生きにくいったらありしない(夏目金之助)。 .............................................................. [追記2] バースの「やぎ少年ジャイルズ」ですが、ネットで検索しても、 解題が見つからないので、本の裏表紙から抜き書きしておきます。 「東西に分裂した大学は巨大なコンピュータに支配されていた。 やぎとして育てられた少年ジャイルズは、人間であることを知り、 自らの使命にめざめた。完全合格完全落第なる謎の秘密を暴き、 大いなる教えの親として全学生を解放せんと大学に向かう。 木曜のお色気むんむんレイブパーティー、森の番人グリーンとの 奇妙なドライヴ、入学登録のための回転ドアのトライアル..... やぎ少年の荒唐無稽な冒険はつづく。はたして解放は可能なのか?」
by illcommonz
| 2005-10-20 22:44
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