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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「メディアと芸術」オンライン・プリント
▼「メディアと芸術」オンライン・プリント_d0017381_16121256.jpg
▼小田マサノリ 「メディアと芸術」(2014年) 講義資料
 オンライン・オープン・プリント(A4ヨコ・リーフレット編集版・表紙つき)

 この講義では「岩波文庫」におさめられるような、BASICなメディア論(ウィリアム・モリス、ヨゼフ・チャペック、カレル・チャペック、チャールズ・チャップリン、ムハトマ・ガンジー、エーリッヒ・リョイルマン、アルビン・フラー、ルイス・マンフォード、エルネスト・シューマッハほか)の機械文明・科学技術論から、最近の「新書」におさめられるような比較的あたらしいテクノロジー・メディア論(ニコ・メレ、クリス・アンダーソン、ビル・マッキベン、エリック・マクルーハン、ジョシュア・メイロウィッツ、ポール・ヴィリリオ、ミヒャエル・エンデ、ヨーゼフ・ボイス、アントニオ・ネグリ、ジル・ドゥルーズ、ゴドフリー・レジオ、宮崎駿ほか)までをとりあげ、人類最古のメディアである石器から、近未来のメディアであるグーグルグラスのようなAR(拡張現実)デバイスまで、「テトラッド」というメソッドをとおして、「強化」「衰退」「反転」「復活」という4つの視点から、メディアを考えます。

▼「メディアと芸術」講義用シラバス+インデックス
http://illcomm.exblog.jp/20329044/
▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト1
http://illcomm.exblog.jp/20335352/
▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト2
http://illcomm.exblog.jp/20335388/
▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト3
http://illcomm.exblog.jp/20335398/

【おしらせ】
ご要望があれば、2014年に立命館アジア太平洋大学でおこなった本集中講義(15回
)を他大学・専門学校・市民講座でもおこないます。通年(30回)、半期(15回)、集中講義のほか、ご要望に応じて講義をうけたまわりますので、本エントリーのコメント欄から、ご連絡ください。


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「Linux(フリーのOSソフト)は、僕が分かってるつもりだったものを、大幅にひっくりかえしてくれた。それまでも、小さなツールや高速プロトタイプ、進化的プログラミングといった Unix の恩恵は説いてきたが、そのもっと上のレベルでは、より中央集権的なアプローチが必要だと思っていた。いちばん大事なソフトは、「大聖堂」のように組みたてられなければならず、ひとりの魔法使いか、あるいは、魔術師たちの小さなグループが独自に、かつ慎重に組みあげてゆくべきもので、完成するまでに、ベータ版を何度も出さなければいけないと思っていた。だから リーヌス・トーヴァルズ(Linux の開発者)の開発スタイル、つまり、さっさとリリースし、人にまかせられるものは何でもまかせ、何でもオープンにすることには驚かされた。それは、静かで荘厳な大聖堂づくりではなく、むしろ、いろんな作業やアプローチが渦まく、騒がしい「バザール(青空市場)」に似ていた。そこから安定して一貫したシステムがうまれるには、いくつもの奇跡が続かなければ不可能だと思えたが、どういうわけか、この「バザール方式」が、まともに機能するらしく、しかも、みごとな結果を生みだすことは衝撃以外のなにものでもなかった。」(エリック・レイモンド 「大聖堂とバザール」1997年)
by illcommonz | 2014-02-09 16:21
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