![]() はじめに、ふた、ありき
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▼映画「OCCUPY LOVE(オキュパイ・ラブ)」(カナダ 2013年) [監督] ベルクロウ・リッパー [出演] チャールズ・アイゼンシュタイン、ビル・マッキベン、 ジェレミー・リフキン、ナオミ・クライン、コリン・ビーヴァン [公式サイト] http://unitedpeople.jp/occupy/ 「世界の春」が、始まろうとしている。「オキュパイ・ラブ」は、人々に健康、幸せ、そして生き甲斐を提供するはずの現在の資本主義を基板とした古いパラダイムの社会システムが、経済的にも環境的にも崩壊していることを明らかにしていきます。現在人類が直面している危機は、「もうたくさんだ!」と、何百万人もの人々が目覚めるきっかけとなり、すべての生命が共生できる新しい世界を創造しようという行動のきっかけとなりました。エジプトの市民革命、スペインの大衆反乱、そしてニューヨークのオキュパイ・ウォール・ストリート運動など、世界各地で急速に起こりはじめた社会変革を「オキュパイ・ラブ」は、芽生え始めた公共の愛の探求をしながら鮮明に描き出していきます。本作には、ナオミ・クライン、ビル・マッキベン、ジェレミー・リフキン、チャールズ・アイゼンシュタインなど、新しい経済システムの創造、持続可能な暮らしへのシフトを訴える世界的な主要人物たちが登場します。新しいパラダイムを創る時が来ました。すべての命のための世界を!」 「わたしたちは心の、民主主義の、環境の、そして、経済の深刻な危機の時代に生きています。しかしこの危機は、変革のための大きなチャンスでもあります。強欲や分断にもとづく現在の古いパラダイムは崩れ落ちかけています。人と人がつながり、人と地球がつながりを取り戻す、生命の誕生したころから存在するラブストーリー、新しい物語への変革の時がやって来ました。愛の世界的なムーブメント、ラブストーリーが始まっています。今こそ草の根から立ち上がる時です。地球に根を張り、コミュニティに根ざしながら、真に「愛で心を一杯に(Occupy Love)」して、あちこちの都市で、街で、田舎でつながり、世界中の人々と心と心を通わせていきましょう。今こそ母なる地球の危機に、私たちの友人や隣人そして家族の危機に気づき社会を変革する時です。すべての生命が共生できる新しい世界の創造するために。Love is the movement. あなたも参加しませんか?」(ヴェルクロウ・リッパー 2014年1月17日) ![]() ▼いるといら(イルコモンズ&IRA)主催 映画「OCCUPY LOVE」上映会 l[日時] 2014年2月22日 19:00開場/19:30上映開始 [場所] IRREGULAR RHYTHM ASYLUM (新宿区新宿1-30-12-302) [入場料] 500円+カンパ [トーク] いるといら [フード] Loca☆Kitchen まいくちぇっく!まいくちぇっく!ぼくらの名まえはいるといら、この世でいちばんすきなのは、みんながすきなこと、ときどきわすれるけど、ほんとはみんながいちばんすきなこと。ということで、2011年の冬、ニューヨークの「オキュパイ・ウォール・ストリート運動」に参加した、いるといらが、アクティヴィズムのなかの「複数のラブ・ストーリーズ」についてお話しします。 「オキュパイ・ウォール・ストリートは、従来の革命のように政権を倒して権力をとろうとするものではない。もしそうならワシントンかホワイトハウスを占拠しようとしただろう、オキュパイ・ウォール・ストリートが、ウォール街を「占拠」したのは、ウォール街の強欲によって米国と世界が「占拠」されてしまっていたからだ。つまり、オキュパイ・ウォール・ストリートの占拠は「占拠されたものをとりもどし」、それをもういちど、みんなで共有するための占拠なのだ。それはウォール街から権力を奪ったり、それにとって代わろうとするものではない。なぜなら権力と支配は、直接民主主義の社会を愛するオキュパイ・ウォール・ストリートがいちばん嫌うものだからだ。では、オキュパイ・ウォール・ストリートは、なにをとりもどそうとしているのだろう。それは…」 (イルコモンズ「見よこれがウォール街占拠ムーヴメントだ」『週刊金曜日』2011年12月2日より抜粋) ▼チャールズ・チャップリン「絶望してはいけない」 (※2011年、OWSのメディアチームがくりかえしネット配信していた動画の日本語字幕版) 「私は皇帝になどなりたくはない。私にはまったく関係のないことだ。私は支配も征服もしたくはない。できることなら、みんなをたすけたい、ユダヤ人も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。私たちはみな、助けあいたいのだ。人間とはそういうものだ。私たちはみな、他人の不幸ではなく、おたがいの幸福と寄りそいながら生きたいのだ。私たちは憎みあったり、見下しあったりなどしたくはないのだ。この世界には、すべての人が暮らせるだけの土地があり、大地は豊かで、恵みを与えてくれる。生きるということは、自由で、美しい。しかし私たちは、生きかたを見失ってしまったのだ。欲が人の魂を汚し、憎しみとともに世界は閉塞した、そして不幸と惨劇へ私たちを突き進ませた。いま、私の声は、世界の何百万人もの人びとのもとへ、絶望した男たちへ、女たちへ、子どもたちへ、そして、罪のない人たちを拷問し投獄する組織の犠牲者たちのもとに届いている。私の声が聞こえる人たちに告げよう。「絶望してはいけない」。私たちをおおっている不幸は、強欲であり、人間の進歩を恐れる者の憎悪なのだ。だが、憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶え、人びとから奪いとられた力は、人びとのもとへ返されるだろう。人は決して永遠に生きることはできないが、自由が滅びることはない。兵士たちよ、野獣どもにその身を預けていけない。君たちを見下し、奴隷にし、人生をもてあそぶ者たちは、君たちが何をおこない、何を考え、何を感じるかを指図し、そして君たちを飼いならす。君たちを家畜にし、使い捨ての駒として扱うのだ。そんな自然に背く者たち、機会の精神と機械の心を持った機械人間どもに身をゆだねてはならないのだ。君たちは機械ではない、君たちは家畜ではない、君たちは人間だ。君たちは、心に人類愛を持った人間たちだ。憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。憎むのは、愛さず、自然に背く者たちだけだ。兵士よ、奴隷をふやすために闘ってはいけない。自由のためにこそ闘いたまえ。「ルカによる福音書」の第十七章にはこう書かれている。「神の国は人間の中にある」と。それは一人の人間の中にではなく、ひとにぎりの人間の中にでもなく、すべての人びとの中にあるのだ。君たちの中にあるのだ。人には、機械をつくる力、幸福をつくる力がある。人は、人生を自由で美しいものにし、人生を素晴らしい冒険にする力を持っている。だから、民主主義の国の名のもとに、その力を使おう。みんなでひとつになろう。みなに雇用の機会を与え、君たちに未来を与え、老後に安定を与えてくれる、新しい世界のために、常識のある世界のためにこそ闘おう。野獣たちはいろんな約束をして権力を得てきたが、奴らは平気で嘘をつき、約束を決して守らないし、これからも守らないだろう。独裁者は勝手気ままに、人びとを奴隷にする。いまこそ、約束を実現させるために闘おう。世界を自由にするため、国境の壁を失くすため、憎しみと堪えがたい苦しみと貪欲をなくすために闘おう。理性ある世界のために、科学と進歩が全人類を幸福へ導いてくれる世界のために闘おう。兵士たちよ、民主主義の国の名のもとに、みんなでひとつになろう。」(チャールズ・チャップリン「映画「独裁者」のためのスピーチ」1940年) 愛にもいろいろあるが、まずは、人類愛、隣人愛、そして、「無関心の反対」としての愛。それはたがいに顔をみあわせることからはじまる。 ▼オキュパイ・ラブ 「ショウ・ミー・ユア・フェイス」(2011年) 「愛とはいうが、国家ほど愛されるものとかけはなれたものはない。国家と愛の崇高さは対極にある。国家には世界全体を抱擁する力がないか、失われている。」 (ジョルジュ・バタイユ) そして、愛国心をおしつけようとする政治家たちは、愛とは云うが、その彼らには、人類愛もなければ、隣人愛もない、あるいは、あらかじめ失われている。そもそも国というものは、愛そうにも、顔がない。あるのは、せいぜい旗だけだ。人は旗を愛すことなどできない。 ------------------------------ [関連] ▼映画「オキュパイ・ラブ」とエーリッヒ・フロム http://illcomm.exblog.jp/20384101/
by illcommonz
| 2014-02-21 20:57
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