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「ウクライナ、デモ隊と警官隊が衝突 キャンプ排除 死傷者多数」
「大規模な反政権デモが3か月にわたって続いているウクライナで18日、デモ隊と警官隊が激しく衝突し、双方で少なくとも11人が死亡した。さらにその後警察は、首都キエフの独立広場にある最大のデモキャンプの排除を開始したと、現地で取材中のAFP記者らが伝えた。ウクライナ内務省は同日日中に発生した衝突による警察官の死傷者を、死者6人、負傷者160人、負傷者のうち35人が重体になっていると発表した。この他に民間人5人の死亡が確認されており、この日の衝突による死者は少なくとも11人となった。さらに別に2人の遺体も見つかっているが外傷がなく、衝突による死者かどうかは確認されていない。デモキャンプの強制排除に先立ち、警察は平穏を取り戻すよう最後通告を出していた。これを受けて野党指導者のビタリ・クリチコ氏は、女性と子どもに対し同広場から退去するよう勧告した。しかし警察の通告の期限だった同日午後6時(日本時間19日午前1時)を過ぎても、同広場には約2万5000人のデモ参加者がとどまっていた。警察はメガホンで「対テロ作戦」の開始を宣言すると、デモ参加者に対し催涙ガスやスタングレネード(殺傷力のない手投げ弾)を使用、その後ろからカラシニコフ銃で武装した警察の第2陣が、ゆっくりとキャンプに侵入した。これを受けて欧州連合(EU)や国連(UN)、米国、北大西洋条約機構(NATO)が懸念を表明。EUのキャサリン・アシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)は憂慮すべき状況になっていることを深く懸念していると語り、国連の潘基文事務総長は自制と対話を呼び掛けた。」(AFP 2014年 2月19日)
同じようなことが日本で起きたら、石破も同じことをいうだろう。これは「対テロ作戦」ですと。
ウクライナ政府が火の海にし、灰にしたもの。