
▼「世界には1,500もの活火山があり、そのうち108は日本にあります」(
BBCワールド)
火山は、これまでも、ずっと、あったし、これからも、ずっと、ある。
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「川内再稼働 知事同意 周辺自治体を無視」
「鹿児島県の伊藤祐一郎知事=写真=が七日、九州電力川内(せんだい)原発の再稼働への同意を表明した。原発周辺の地方自治体から議論に参加させるよう求められていたのに無視。県のトップから説明してほしいという住民の声にも応えなかった。県による避難計画も実効性に多くの疑問が残る中、再稼働への動きだけが進んでいる。」(東京新聞 2014年11月8日)

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「巨大噴火「予知困難」=火山学者、審査疑問視-160キロ圏カルデラ五つ・川内原発」
原子力規制委員会が審査書案をまとめた九州電力川内原発(鹿児島県)が立地する南九州には、過去に巨大噴火を起こした火山が複数ある。規制委や九電は噴火の兆候を監視すれば対応できるとの立場だが、火山学者からは「予知は困難」と疑問の声が上がっている。噴火によって火砕流が原発に到達すれば、設備の損壊や作業員の死傷につながりかねない。降灰でも機器が故障したり、交通網がまひしたりする恐れがある。原発の規制基準は半径160キロ圏内の火山を検討対象としている。川内原発では巨大噴火があったことを示すカルデラ(大きなくぼ地)が主なものだけで五つある。九電はうち三つについて、火砕流が川内原発がある場所に達した可能性を認めている。」(時事通信 2014年7月16日)

「
人びとは、火山の火口のまわりで死のダンスを踊りながら、太陽がまた明日も昇ると信じて、楽しい人生だなどと言っている。紳士淑女、大学教授、政治家などは、進歩や文明開化の名において、虚偽に虚偽を重ね、自然を破壊し、自然に背いている。自然は復讐を奨励する。復讐は甘美である。「自然に背く害虫」である人間を殺すのは、自分達の女神である「自然の法」だ。彼等は進歩の名において、彼等よりもよきものを、彼等の堕落した水準にまで引きおろそうとしている。彼等のこの傲慢や術策の価値を、彼等に知らせねばならぬ。」(夏目漱石)
「経済」や「成長」や「活性化」の名において、虚偽と虚偽と虚偽と虚偽のうえに、さらに虚偽と虚偽と虚偽を重ね、民主主義に背いている。彼等のこの傲慢や術策の価値を、彼等に知らせねばならぬ。政府に思い知らせねばならない。