
「9月某日、
「呪いの日(々)/ヴゥードゥー・アクティヴィズム~イルコモンズ現代呪術展/悪魔の角笛と呪いの太鼓をもった不能犯」という展覧会を観に、新宿イレギュラーリズムアサイラム・ギャラリーへ。文化人類学者にして現代美術家、そして、アクティヴィストというイルコモンズ氏の怒りと呪いに満ち溢れた禍々しい展示物たち。

その世界にすっかり「デカダンだわ」なんて私はのぼせあがり、今回の展示をバックに自分の写真撮影をしたら最高に決まってるとひとり盛り上がる。頭の中にヴィジョンが浮かぶ。しかしその時点で作家さん本人とは面識が無かったので、ドキドキしながら撮影許可を申し出たところ、即OKが。展示期間は短い。急げ、自分、段どれ、自分。身体絞れ、自分。肌磨け、自分。

原発やら自民党政権への呪詛と煮詰めた内容の展示ならば、それを的確に、しかし、退廃的な美も同時に表現できる写真家を探さねば...思いあたる人物に即アポをとりつける。反原発のデモでお馴染みの三島タカユキ氏。やらねばと決意し、48時間後には撮影スタート。物事の速度は重要。

私は時々、内外を問わず雑誌や新聞などのメディアの取材を受けるので(それは女王としてだったり、音楽家としてだったり、ヤリマンとしてだったり内容は様々)、その場合に求められる写真の背景がよく見ると全力でポリティカルってのが熱くて。クソ下衆いオヤジ向けの週刊誌にシレっとした自分の思想をブチ込んでやりたいのよ。記事で伝えられないなら、一枚の写真を使ってそれをやるまでよ。(イライザ・ロイヤル「白痴淫乱不倫火山 第61章 ポストフェミニズム闘争編」より)