
▼イルコモンズ 「ただいま」 (ぱかっ)
▽ちびこもんず 「ひえひえ~」
▼イルコモンズ 「おい、ちびこもんず。」

▽ちびこもんず 「なんだ、いるこもんず、マヨネーズがほしいのか?」
▼イルコモンズ 「冷蔵庫のなかで、なにしてるんだ?」
▽ちびこもんず 「お、ここは冷蔵庫のなかだったか、ちっとも気づかなかったよ。」
▼イルコモンズ 「
去年と同じことやってるな。それはともかく、大事な話があるんだけど。」
▽ちびこもんず 「この家がなくなることが決まったか。」
▼イルコモンズ 「うん、決まった。」
▽ちびこもんず 「じゃ、鼻をふけ、まずはそれからだ。くまのプーはこういってる。」
「なにか冒険がはじまるな、と思ったら、「なんでもこい」というところをみせるために、鼻についた蜜をはらいおとし、できるだけしゃんとしましょう。」(「クマのプーさんのエチケットブック」より)
▼イルコモンズ 「プーはこうもいってるね。」

「あなたの家がまるで吹きたおされた木のように見えたら、それは新しい家を探すときがきたということです。」(「クマのプーさんのエチケットブック」より)
▽ちびこもんず 「そういうことだ。ときはきた、鼻をふけ、冒険のはじまりだ。」
▼イルコモンズ 「まず、なにからはじめる?」
▽ちびこもんず 「まず、家を吹きたおされた木のようにしろ、そうすれば、その気になる。破壊だ、解体だ、かたっぱしから、ぶっこわして、脱構築しろ。DIYでやれ。」