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「香港議会、選挙制度改革案を否決 「ニセの普通選挙は受け入れられない」
「香港の選挙制度の改革案が6月18日、議会に当たる立法会で否決された。可決に必要な3分の2の賛成が得られなかったことが原因。政府案では民主派の立候補が事実上排除されるため、民主派の市民や議員が強く反対していた。NHKニュースが報じた。香港のトップである行政長官の選挙制度改革案をめぐって、立法会では17日から審議が行われてきた。今回の改革案が否決されたことで2017年に予定されている行政長官選挙で、1人1票投票できるとする制度改革は白紙に戻った。香港では、これまでどおり業界団体の代表などによる間接選挙が継続されることになった。中国共産党に批判的な民主派の議員は、「中国は香港の政治に介入を続けている。偽の普通選挙を受け入れれば、変えることはできない」と述べ、改めて反対する姿勢を示していた。香港では14日以降、民主派のデモが再び盛り上がり、市民らが「本物の普通選挙を求める」などとシュプレヒコールを上げながら立法会の前まで行進していた。」(The Huffington Post 2015年6月18日)
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▼「2014年香港反政府デモ」
「2014年香港反政府デモとは、2014年9月26日より香港で行われている中華人民共和国に抗議をするデモ活動である。広東語表記では『9·27添美道集会』。イギリスのメディア(英国放送協会)等は、このデモ活動を「雨傘革命」(Umbrella Revolution)や「雨傘運動」(Umbrella Movement)と名付け、この呼び名は各国のメディアにも使用されるようになる。他にも、民主団体が『ウォール街を占拠せよ』同様に「和平佔中」(『セントラルを占領せよ』 英語: Occupy Central)を名乗って運動に参加していたため、「オキュパイ・セントラル」の呼び名も、各国メディアに使用されているが、和平佔中を計画した団体は、9月28日の夜に、安全理由のため緊急撤退を宣言しており、現在では和平佔中とは関係ないものとなっている。」(Wikipedeiaより)