![]() はじめに、ふた、ありき
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おかげさまで、ちいさな盛況のうちに
「イルコモンズがとことんゴダールを語る」は終了しました。 「とことん」ではなく「とんとことん」とゴダールの映画について、 自由気ままに話すことができ、しかも配給会社さんのご厚意で、 イルコモンズが勝手に/自由に編集した各種ショート・ムービーも 上映試写することができ、とても有意義な実験になりました。 ゴダールは、「映画史3A」の「絶対の貨幣」のなかで、「戦後のイタリア映画が 奇跡の復興を遂げたのは、ダンテのことばがはじめて目に見える動く映像を 通過したからだ」と論じてますが、今回の「アワーミュージック」が素晴しいのは、 そのダンテの作品(「神曲」)が、はじめてゴダールの映像と音を通過したからで、 「アワーミュージックは新たな戦争の時代によみがえったイタリア映画である」 ということや、ゴダールにとっての理想的な「切り返し/コントールシャン」とは なにかについて、実際に切り返しショットのモンタージュ映像を交えながら 話せたのが今回の収穫でした。もう少し時間があれば、「デジタルカメラは 映画を救えるか」という問いにゴダールが沈黙した理由や「映画は世界を 救えるか」という別のインタビューへの問いに対するゴダールの応対について、 「カメラアイ」や「JLG/自画像」を引用しながら話してみたかったのですが、 それはまたいずれ機会があれば、と思ってます。 ![]() 「映画がつくることのできる"地上にひとつの切りむすびの場所"」 [左] 「ジャンヌとナナとオルガの切りむすび」 [右] 「廃墟の中でのネイティヴ・アメリカンとパレスチナの少女の切りむすび」 「そろそろ同世代の我々が出会うべき時では?同じ地上に生きるよそ者同士として」 (「アワーミュージック」より) ..................................................................................... ![]() セットアップリストです。 イルコモンズ編 「アワーミュージック予告篇」(50秒) 「裁かれざるモンタージュ」(3分11秒) 「ゴダール出演/映画史」(8分48秒) 「〈映画史4B〉のなかのアワーミュージック」(2分14秒) 「アザーミュージック」(6分11秒) 「切りさきジャン〈と〉つなぎ屋リュック」(8分15秒) ..................................................................................... #以下、当日上映試写できなかったショート・ムービーのセットアップリストです。 イルコモンズ編 「さらば、老いたる海よ 二篇」(8分22秒) 「第二、第三の、映画をつくること」(4分35秒) ..................................................................................... #以下、当日、会場で流した音楽のセットアップリストです。 イルコモンズ編 「映像のないJLGのサウンドトラック」(10分12秒) ..................................................................................... このうち、いくつかのムービーについては、配給会社さんと協議のうえ、 WEB上で公開できるものについては公開します。公開できないもの については、家庭内での使用、もしくは、研究・学習・教育・批評を 目的としたフェアユースの使用に限り、無償で提供いたします。 なお、当日の講演の内容は、いずれ公式サイトにアップされる予定ですが、 エドワード・サイードを引用した「ゴダールの晩年のスタイル」についての話は、 「図書新聞」にも原稿を書く予定です。 あと、ダーウィシュの詩とゴダールの映像とベートーヴェンの弦楽四重奏を マッシュアップしたポエトリーリーディングの実験は、予想していたよりも、 うまくいきましたので、このライヴ映像については、いずれムービーに編集して WEB上で公開する予定です。 ----------------------------------------------------------------- [追記1] 当日の講演については公式サイトのBBSにレヴューがあります。 ▲「アワーミュージック」公式サイトBBS [追記2]ほかにも原田企画さんがブログにレヴューを書いてくださってます。 ▲原田企画 Letter from H
by illcommonz
| 2005-11-14 09:11
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