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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼【出演中】小熊英二監督 映画「首相官邸の前で」(2015年)


▼映画「首相官邸の前で」 2015年/日本/109分/日本語(英語字幕つき) 
 [企画・製作・監督・英語字幕] 小熊英二 
 [撮影・編集] 石崎俊一 
 [出演] 菅直人、亀屋幸子、ヤシンタ・ヒン、吉田理佐、服部至道、
 ミサオ・レッドウルフ、木下茅、小田マサノリ(イルコモンズ)ほか
 [音楽] ジンタらムータ 
 [英語字幕校正] デーモン・ファリー
 [配給・宣伝] アップリンク
 [公式サイト] http://www.uplink.co.jp/kanteimae/

 「デモについてネガティブな印象を持っていた自分でしたが、今の日本の運動家の礼儀正しい、最強な行動力に胸打たれました。多くの人に観てもらいたいです。」(祖父江慎 デザイナー)

 「感動しました。歴史学者、編集者、ミュージシャンとしての監督の力量が活かされた、総合芸術だと思います。」(高橋源一郎 作家)

 「震災以降の揺れ動く様々な感情と、いろいろな場面を思い出しました。観た人に「あの頃感じていたけど口に出せなかった思い」を思い起こさせる、よい映画だと思います。」(津田大介 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)

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▼【出演中】小熊英二監督 映画「首相官邸の前で」(2015年)_d0017381_14184118.jpg
[レヴュー記事]
「歴史社会学者の小熊英二が初監督を務めた「首相官邸の前で」が9月2日より公開される。」
 「本作は、2012年の夏に“脱原発”を求め首相官邸前に集まった人々を捉えたドキュメンタリー。福島第一原子力発電所事故前には別々の立場だった元首相の菅直人、現代美術家の小田マサノリら多彩な面々へのインタビュー、撮影者の賛同を得た上で使用された多数の自主撮影映像などを通して“民主主義の再建”の可能性を問う。現在も積極的に脱原発運動に関わる小熊は、本作に対して「この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有なことであると同時に、力強く、美しいと思った」とコメント。続けて「歴史家である私がいまやるべきことは、これを記録し、後世に残すことだと思った」と胸の内を明かしている。「首相官邸の前で」は、9月2日より隔週水曜日に東京・UPLINKにて上映。また8月5日、19日には小熊によるアフタートーク付きプレミア上映も実施される。」(ナタリー 2015年7月14日)

「首相官邸前抗議、なぜ取り上げられなかった…反原発ドキュメンタリー監督が分析」
 「歴史社会学者の小熊英二が初監督を務めたドキュメンタリー映画『首相官邸の前で』トークイベントが5日に渋谷のアップリンクで行われ、小熊監督と作家の高橋源一郎が登壇。首相官邸前デモについて、熱いトークを繰り広げた。
 2012年夏。首相官邸前は、福島第一原子力発電所事故の政府対応に非難の声を上げる20万人の群衆で埋め尽くされた。「これほどのことがあったのに、忘れ去られてしまうのは許しがたかった」と語る小熊監督は、個人がインターネットを通じて配信していた自主撮影映像を、撮影者の許可を得て再構成。菅直人元首相を含む8人のインタビュー映像を挿入し、1本の作品に仕上げた。
 「映画を観て10分で、これは素晴らしい作品だと思いました。後半の(音楽が鳴り響く)デモ映像は非常にエモーショナルで、高揚感があった」と感想を述べた高橋に対し、小熊監督は「記録であると同時に映像として力強いものを選んだ。これはどうみても本気だというものを優先させた」と満足げな表情。
 「この国の人たちは忘れやすい。その結果、何が起こっても誰も責任をとらない。この記録が持つ意味は忘れさせないということ」という高橋の指摘に、小熊監督は「なぜこのデモがマスコミで取り上げられなかったのか。それは決して政治的な意味合いではなく、記者クラブなどに情報が入ってこなかったから。デモに参加する人は無名の人たちだからつながりもない。どう取り上げていいのか戸惑っているうちに通り過ぎてしまった。逆になぜ全共闘運動が記録に残っているのか。それは東大で起きたからです。無名の人と違ってトップの人は記録に残りやすいんですよ」とコメント。その言葉には高橋も「そういうことか!」と感心することしきりだった。
 続けて高橋は、「今、国会前では、学生たちによるSEALDs(自由で民主的な社会を守るため)のデモが行われている。この子たちは高校生の時に2011年の反原発デモの周りにいた子たち。あのデモが、若い世代が持っていた政治やデモに対する不安や恐怖心を消し去った。そういう意味で、反原発デモの次の世代が育っている」とコメントすると、小熊監督も「それは確実にこの4年の蓄積。マスメディアも学習して、デモを取り上げるようになってきた。これも化学変化だと思う」と笑顔を見せ、「この記録は共有されてこそ記憶になる。ぜひともこの作品を観てもらいたい」と付け加えた。 映画『首相官邸の前で』は9月2日より隔週水曜に渋谷のアップリンクで上映予定。」(シネマトゥディ 2015年8月6日)

▼【出演中】小熊英二監督 映画「首相官邸の前で」(2015年)_d0017381_1424516.jpg
アップリンク「映画『首相官邸の前で』トークシェア上映のご案内」
 「映画『首相官邸の前で』を学校・公民館・カフェ・イベントスペースなどで自主上映して頂くことが可能です。映画の上映後に意見を交換するディスカッションを併せておこうトークシェア上映に限り、アップリンク配給作品で通常50,000円(税別)の映画料を、20,000円(税別)から上映して頂けるキャンペーンを行います。参加したみなさんで感想を語り合い、意見交換をすることで、本作品に対する新たな発見や、ものの見方に出会うかもしれません。この機会を利用して、あなたの手で充実した上映会を企画してください。」

 [お申込み期間] 2015年8月~2016年3月末日
 [お申込み条件] 参加者が映画について意見交換する時間を設けること
 [無料上映会の場合] 収容人数 40名まで:20,000円(税別)
 [お申込み方法] 上映希望日と上映地域を、電話かメールでお知らせください。上映可能か確認いたします。上映希望日と会場が決定したら、「自主上映お申込書」に必要事項をご記入のうえ、メールかFAXにてお送り下さい。確認後、お申込み完了のご連絡をお送りします。

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[おしらせ]
 都内で、日程があえば、トークに飛び入りで参加しますので、ご連絡ください。(小田マサノリ 映画「首相官邸前で」出演者)
by illcommonz | 2015-09-21 19:44
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