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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼東京経済大学「身体表現ワークショップ音で遊ぶ アフリカ、オーストラリア起源の民族楽器3種」
▼東京経済大学「身体表現ワークショップ音で遊ぶ アフリカ、オーストラリア起源の民族楽器3種」_d0017381_21553343.jpg
[必修楽器] 【カズー、ブブゼラ、ディジュリドゥ】

▼東京経済大学「身体表現ワークショップ音で遊ぶ アフリカ、オーストラリア起源の民族楽器3種」_d0017381_22156100.jpg
【カズー】(Kazoo)
 「カズーは、膜鳴(まくめい)楽器の一種。アフリカ起源の楽器で、アフリカからの黒人奴隷によってアメリカ大陸にもたらされた。他の楽器に比べ非常に安価で、練習をほぼ必要としない手軽な楽器であり、特にジャグ・バンドやフォークの楽曲で使用される事が多い。管の一部に羊皮紙を張り、口に咥えながら声を発し、振動させて演奏する。発声によって音の高低を付ける事ができる。


▼エディ・トーマス&カール・スコット「トゥモロウ/マイオールドタイム」(1929年前後)


▼テンプルシティ・カズー・オーケストラ「カズゥストラはかく語りき」(1979年)


▼リア・チャペル&デヴィッド・ブルックス「歓喜の歌」(2008年)

「カズーを吹くように楽器を演奏できるようになるのが理想だと思う」
 (ロニー・スコット サックス奏者)

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【ブブゼラ】(Vuvuzela)
 「ブブゼラは、南アフリカの楽器で、ラッパの一種。バルブやトーンホールといった音階調整用の機構は持たず、管を巻かないストレート型の単純な構造を持つ。唇に当てて吹くだけで、霧笛(むてき)や象の鳴き声のような単調な、しかし非常に大きな音が出る。南アフリカの教会ナザレ・バプティスト・チャーチの創始者イザイヤ・シェンベ師が1910年頃にレイヨウの角を用いて開発したという説がある。サッカーの観客席で吹き鳴らされる多数のブブゼラの響きは、共鳴と共振により、虫の大群の羽音のような音をスタジアム全体に響かせる。


▼「南アフリカの伝統的ブブゼラ、クドゥ」(2011年)


▼「ザ・ブブゼラ」(2010年)


▼ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団「ブブゼラ・コンサート」

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【ディジュリドゥ】(Didgeridoo)
 「ディジュリドゥは、オーストラリアの先住民アボリジニの楽器。シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られる。太さ、管の内径、長さなどは不定で、部族によって形状と音色は異なる。木製だが発音原理から木管ではなく金管楽器に分類される。管の一端に口を当て唇の振動を利用するもので、トロンボーン、チューバにも似ているが、その複雑な演奏方法は他に類を見ない。通常、循環呼吸が使われる。アボリジニは1000年以上も前にディジュリドゥを作ったとされ、世界最古の管楽器の一つではないかと言われる。アボリジニの間ではディジュリドゥは男性の楽器とされ、女性が演奏することはほとんどない。女性が吹くと妊娠するので吹いてはいけない。女性は触れてもいけないとする部族もある。


▼オーストラリア・アボリジニのディジュリドゥ


▼オンジェイ・スミカル「オートパイロット・ライヴ」(2008年)


▼アデレ&ザレム「ディジュリドゥ・デュエット」(2013年)

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[実習]
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▼教材カズー、ブブゼラ、PVCデジュリドゥ

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▼教材カズー

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[合奏曲] カズーで吹いてみよう、みんなで吹いてみよう、


▼渋さ知らズオーケストラ 「本多工務店のテーマ」


▼渋さ知らズオーケストラ 「ナーダム」

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[応用] カズー・ブブゼラ・ディジュリドゥの改造

[初級]
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▼ホーン・カズー

[中級]
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▼マウスピース・カズー

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▼PVCパイプ・カズー

[上級]
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▼ガスマスク・カズー

[参考]

▼ナイトメア・カズー・マスク (2009年)

▼東京経済大学「身体表現ワークショップ音で遊ぶ アフリカ、オーストラリア起源の民族楽器3種」_d0017381_22125525.jpg
▼PVCディジュリドゥ

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▼パンク・ギガ・ブブゼラ(左)

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[関連]

▼シュドロフォン
 ホルンのような金管楽器の管の一部に絹膜を張った「膜鳴ユニット」をつけた吹奏楽器。膜の振動により、サックスに近い音色が得られる。20世紀の初頭に開発され、現在は、ほぼ絶滅。動画はレプリカ。日本で「武蔵野大学楽器博物館」に収蔵されている。


▼チベタン・ホルン
by illcommonz | 2015-10-13 22:14
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