▼東京経済大学「身体表現ワークショップ 音で遊ぶ 中東・西アジア・欧州のリード楽器3種」
【ミジュウィズ】(Mijwiz)
ミジュウィズは、エジプト、パレスチナ、レバノン、ヨルダン、シリアの伝統的な木管楽器。2本の短い竹にそれぞれシングルリードを付け、2本の管を同時に演奏する。ベリーダンスやダブケの伴奏に用いられる。
▼ミジュウィズの演奏
【ズルナ】(zurna)
ズルナは、西アジア諸国における民俗楽器で、ダブルリード型の木管楽器。古代ペルシア時代に作られたソルナというダブルリード楽器が起源であるが、楽器の使用地域は広く、各地域でさまざまな呼称がついている。非常に音量の大きい音を出す楽器であり、そのため室内楽にはあまり適さず、主に野外で演奏される。
▼ズルナの演奏
【プラクティス・チャンター】(practice chanter)
プラクティス・チャンターは、バグパイプの練習に使用するリード式の楽器。バグパイプの起源はローマ時代にまで遡るとされるが、定かではない。スコットランド、アイルランド、スペイン、ポーランド、トルコ、バルカン半島といった広い範囲に存在する。バグパイプは、リードを取り付けた数本の管をバッグに繋ぎ、ためた空気を押しだす事でリードを振動させて音を出す。チャンターはメロディを演奏する管。
▼バグパイプの演奏
【教材】
さまざまなリード楽器とマウスピース
【実習】
ストローでダブルリードの楽器をつくる
(※「ストローを使ったダブルリード楽器の製作」へ)