
【メメント・モリ】(memento mori)
「メメント・モリは、ラテン語で「自分が(いつか必ず)死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を想え」「死を記憶せよ」などと訳される。古代ローマでは、将軍が凱旋パレードを行なった際に使われたと伝えられる。将軍の後ろに立つ家来は、「いま将軍は絶頂にあるが、明日そうであるかわからない」ということを思い起こさせる役目を担っていたため、「メメント・モリ」と口にすることによって、それを思い起こさせていた。」
「楽器をつくる」ということは、この世に新しい楽器をひとつ生み出し、それに息をふきこむということです。はじめは美しく、きれいで、キラキラ輝いていた楽器も、やがて、その輝きを失い、くすみ、ゆるみ、へこみ、はがれ、傷つき、錆びつき、ほこりにまみれ、そして、かたちあるものの宿命として、いつか必ず、捨て去られる日を迎えます。そのときの風景を想いながら、楽器をつくりましょう。
[ロマンティシズム]



[リアリズム]



[ヴァンダリズム]

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(おまけ)
▼映画史に残る「メメント・モリ」