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「東京大行進 2015」
[日時] 2015年11月22日(日)集合14:00 出発14:30
[場所] 東京・新宿区中央公園 水の広場
[主催] TOKYO NO HATE
[協賛] ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会
「 安保法制を巡る地方公聴会が行われた新横浜駅周辺で響き渡った「ノーパサラン(奴らを通すな)」のシュプレヒコール ? 2年前の2013年6月、その言葉は東京・新大久保でヘイトスピーチを繰り返し、我が物顔で街を蹂躙していたレイシストたちへ向けられていました。「レイシストを通すな」 そして 「レイシズムを許すな」私たちの行動はシンプルで、ダイレクトであり続けました。シングルイシュー/ワンイシューであるということは、問題に対して常に明快で、根源的な姿勢を取り続けることでもあります。その姿勢は<3.11>以降の日本の社会運動を力強く育み、東京で、大阪で、そして全国で日々続けられている路上のデモクラシーとして大きな流れを形作ろうとしています。<3.11>は巨大な自然災害であると同時に、今もなお日本の社会そのものを激しく動かし続けています。<3.11>があぶり出した矛盾、不公平、不寛容は、いまだに<アンダーコントロール>とは言えない原発事故の形で、または特定秘密保護法、防衛装備移転三原則から安全保障関連法案へと至る、安倍政権による<戦争法案>の形で、現在私たちの目の前に現れました。私たちの日常に潜むレイシズムは、そんな<3.11>以降の社会の空気を象徴するものです。人々を分断し、挑発し、互いを憎悪と恐怖の中に巻き込むレイシズムは、今、安全保障に名を変え、また経済の名のもとに、この国のデモクラシーの根幹を激しく揺さぶっています。人々が平和に、そして安寧に暮らす権利が揺さぶられているのです。その一方で、シングルイシュー/ワンイシューに支えられた3.11以降の社会運動は多くの人々の背中を押してきました。一人ひとりが路上に出て、プラカードを掲げ、声を上げるということが、近年これほど意味があり、リアリティを持った時代はありません。今、私たち一人ひとりが<デモクラシー>を体現しているのです。3回目の東京大行進、平和と安寧の為に私たちは今年も新宿の街を歩きます。まだ見ぬ新しい人よ、共に歩き、その一歩をこの路上に刻み込め。そして街に声を響かせ続けよう。そして歩き続けよう。差別のない世界と、この国のデモクラシー、民主主義のために。」
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当日は、NORA BRIGADE として、パレードを盛りあげる演奏で参加します。