はじめに、ふた、ありき
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▼かわぐちかいじ「TOKYO X DAY」(「東京防災」より) ▼「大分・別府で地震に遭った留学生「地震国の備えが出来ていなかった」 「4月16日に熊本県で震度6強の地震があったが、隣の大分県でも別府市や由布市で震度6弱の強い地震を観測した。別府市には、学生と教員の半数が外国から集まる立命館アジア太平洋大学(APU)があり、多数の留学生も住んでいる。ハフポスト日本版では、APU3年の緒方花子さんと、APU2年でインドネシア・ジャカルタ出身のメラニア・ステラさんから話を聞いた」(ハフィントンポスト 2016年4月17日) Q:留学生や外国人観光客も被災しています。困っていることは何ですか? A:被災地には英語を話せる人が足りていません。いろいろと日本語で案内や説明をしてもらえてありがたいのですが、残念ながら言葉がわかりません。避難所の場所も、土地勘がない外国人は、せっかく日本語で説明してもらっても…。 Q:外国人が被災した時、何が課題だと思いますか? A:地震国の日本での備えができていなかった人が見受けられました。地震がない国から来た人は特に顕著です。外国人向けの震災対策には、言葉の壁があると思います。外国人の中にも、英語ができない人もいます。地震を体験したことがない国の子達は何もできませんでした。」 いまの日本社会には外国人や留学生の人たちが数多く暮らしていて、また近年、インバウンド(訪日外国人旅行者)の人たちも多く滞在しています。そうした多文化状況で、大地震や大津波などの災害が発生した時こそ、みなさんの「グローバル人材」としての「異文化理解・活用力」が必要とされるときです。これを機に、非常時における多文化社会対応を学びます。 ▼「外国人旅行者のために行うべき事柄」 「平成23年3月11日の東日本大震災発生時には、都内には多くの外国人旅行者が滞在しており、その中には初めて地震を経験してパニックになった方も少なくありませんでした。ホテル・旅館をはじめとした観光に携わる皆様方は、どのように外国人旅行者の安全を確保すべきか、手探りの対応に追われたものと拝察いたします。このマニュアルには、そうした対策全般について述べたものではなく、通常備えるべき防災対策に加えて、特に外国人旅行者のために行うべき事柄として、観光に携わる皆様方に、 ① 地震に慣れない外国人旅行者に対する事前の心構え ② 外国人旅行者のために日頃から準備していただきたい事前防備の項目 ③ いざ地震が起きたときの初動対応の要点 ④ 地震が落ち着いた後に外国人旅行者に提供すべき情報の一覧 の以上4点について、特に重要な初動時の対応の仕方が記載されています。」 (東京都「外国人旅行者の安全確保のための災害時初動マニュアル」より) (PDF版) https://www.gotokyo.org/jp/administration/h24/documents/0saigaimanyuaru.pdf ▼「日本語の読めない/話せない方に対するこころのケア」 「母国語が通じない状況で災害に遭うのはたいへん不安なものです。また生活習慣の違いが避難所、仮設住宅等におけるトラブルの原因となることもあります。このような状況に留意しながら、日本語の読めない/話せない方には、以下のような対応をすることが求められます。 ①できるだけわかりやすい日本語を使用し、ルビをふったちらしやパンフレット等も準備しましょう。 ②外国語によるラジオ放送や外国語ができるボランティアの巡回状況を伝え、できるだけ情報が入手しやすい環境を作りましょう。 ③避難所、仮設住宅における基本的な生活ルール(ゴミ出しや共有電話の使い方等)については、できるだけ早急に伝えるようにしましょう。 ④外国人だからといって特別扱いすることは、逆に他の被災者との軋轢を生むことにもなりかねません。基本的には日本語情報を外国語にして伝えることに徹しましょう。 (内閣府「被災者のこころのケア 都道府県対応ガイドライン」より) (PDF版) http://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/pdf/kokoro.pdf 「グローバル人材」としての知識やスキルは、自分の就職やビジネスに役立てるだけのものではなく、多文化社会のなかで、さまざまな人たちと、共に生きのびてゆくためのマインドセット(心構え)です。
by illcommonz
| 2016-04-25 09:00
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