【総統閣下シリーズ】(そうとうかっかしりーず)
「総統閣下シリーズとは、2004年のドイツ映画「ヒトラー最期の12日間」に「嘘字幕」や「空耳字幕」をつけたMAD動画の連作である。映画の中で、追いつめられたヒトラーが側近たちとの会議の席で激昂するシーンがパロディの素材として使われている。当初、ドイツ語を英語字幕に置き換えた動画がYouTubeに投稿されて話題となり、一時は著作権法違反のクレームにより禁止の動きもあったが、2010年10月にYouTubeは、方針を転換し、これらの動画をブロックすることをやめた。監督のオリバー・ヒルシュビーゲルは、一連のパロディ作品に対して好意的な姿勢を示しているという。日本では「総統閣下シリーズ」と呼ばれ、社会やネットで話題となっている時事ニュースや流行などをとりあげた風刺作品やナンセンス作品が数多く存在する。」(ウィキペディア他から抜粋)
▼「総統閣下はスマホにお怒りのようです」(2012年)
▼「ヒトラー最期の12日間」オリジナル日本語字幕
▼「ヒトラー最期の12日間」予告編
「過去、長きにわたって、独裁者ヒトラーの人間性を正面から描くことは、世界中で暗黙のタブーだった。そのタブーを、当事国のドイツが自ら破った問題作。1945年4月20日、ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。狂気の独裁者を前に、選択を迫られる側近たち。」
▼「くまモン総統閣下は自公政権の熊本地震対応にお怒りのようです」(2016年)
「映画と同様、ブルーノ・ガンツ演じる「総統閣下」の人間性を描くことは、このシリーズの暗黙のタブーだった。そのタブーを破った異色作」
[参考2]
▼米国TV番組「ザ・デイリーニュース」のテロップ
「この番組は、ニュース・パロディであり、事実確認は取れていません。リポーターはジャーナリストではありません。ここでの意見は完全に考え抜かれたものではありません。」(「ザ・デイリー・ショウ」)
[参考2]
▼「うちのぽぽぽぽーんがおかしい、」(2011年)
※東日本大震災の際につくられたMAD動画