▼1999年 シアトルのWTO抗議行動でのトム・ヘイデンのスピーチ(日本語字幕つき)
▼米反戦運動家、トム・ヘイデンさんが死去
「トム・へイデンさん(米反戦運動家)が地元メディアによると、23日、米カリフォルニア州サンタモニカの病院で死去した。76歳。1939年、ミシガン州生まれ。60年代に公民権運動やベトナム戦争の反戦運動に関わった。68年にシカゴで開かれた民主党大会で反戦デモを行い、参加者が暴徒化したとして起訴された7人の1人で、「シカゴ・セブン」と呼ばれた。女優ジェーン・フォンダさんと結婚し、息子をもうけたがその後、離婚。92年にカリフォルニア州上院議員になり、第2次大戦中の日本による強制労働の補償問題に取り組んだ。その後もイラクやアフガニスタンの戦争に反対し続けた。15年に脳卒中で倒れ、闘病生活を送っていた。」(朝日新聞 2016年10月25日)
▼「ワン・アメリカン・ムービー」(トム・ヘイデンの出演シーンは14分目以後)
「ワン・アメリカン・ムービー」は、ジャン=リュック・ゴダールとD・A・ペネベイカーが共同監督作品として1968年に撮影を開始、ゴダールが完成を放棄したアメリカのドキュメンタリー映画。その後、1972年、ペネベイカーの手により『1PM』として完成、公開された。本作のメインは、詩人のリロイ・ジョーンズ、ブラックパンサー党のエルドリッジ・クレヴァー、当時ヴェトナム反戦の戦闘的活動家だったトム・ヘイデン、企業の弁護士ポーラ・マダーへのインタビューである。ヘイデンは、この撮影直後の同1968年8月末に、イリノイ州シカゴで行われた民主党全国大会にヴェトナム戦争反対のデモンストレーションを行ない、いわゆる「シカゴ・セブン」として逮捕される。まさにゴダールの予測通り、激動の時代が動く姿を本作でとらえたことになる。ヘイデンは、ゴダールが「ジガ・ヴェルトフ集団」名義で1972年に撮った『万事快調』にも出演したヘイデンの「シカゴ・セヴン」の事件はゴダールをインスパイアし、1970年、やはり「ジガ・ヴェルトフ集団」名義で『ウラジミールとローザ』を撮影することになる。(ウィキペディアより)