ここに書いていた、こわれたノートパソコンとは別の、もう一台のノートパソコンもこわれた。こちらは使いはじめて8年目のもので、突然、キーボードの「T」と「Y」とバックスペースがきかなくなった。バックスペースはデリートキーで代用できるので、まぁいいが、問題は、TとYである。「たちつてと」と「やゆよ」、それに「ゅ」がないと、メールひとつ書けない。キーボードがこわれたのは、これで2度目である。前回のときはまだ、交換用のキーボードが売られていたが、いまは発売から5年以上たってるので、もう売ってない。しかたないので、ネットのオークションで、廃棄品から部品どりをしたという中古のキーボードを見つけ、400円で買う。安いのにはワケがある。それは、キーボードのクリックがこわれているからだが、マウスで代用できるので、まぁいい。いずれ中古も手に入らなくなるのだろう。そのときは、ノートパソコンに外付けのキーボードをつけるということになるのだろう。それはともかく、なんとか無事、キーボードを交換したら、今度は外付けのDVDドライブがこわれた。
かなり前からDVDをいれると、ぐぉうぉぅぅんんんんんん、きゅるきゅるきゅるきゅる、ぎゅるるるるるうるうっという轟音がしていたので、もう長くはないだろうと思っていたが、それにしては、よくもったと思う。さすがにこれは自分で修理できそうにないので、捨てる前に一度完全に分解して、なかがどういうしくみになっているのか、リバース・エンジニアリングしてみた(機械がこわれて使えなくなったときは、いつもそうする)。アルミのシャーシーや精密機械用のネジ、スプリングやシャフトなどは、いつかなにかに使えるかもしれないので、捨てずにとっておく。新しいDVDドライブが必要だが、依然として家計がくるしいので、しばらく我慢することにする。というわけで、DVDは使えないが、ブログはかけるようになったので、キーボードの試し打ちもかねて、これを書いてみた。打ってみて、はじめて分かったが、中古なのにキーの反応がよい。ということはつまり、こわれたキーボードは、もはや中古ともよべないくらい、くたびれていたということである。そう思うと、すぐには捨てられない気持ちになったので、捨てずにとっておくことにした。
はたして、なににつかえるだろう。
もう一台のこわれたパソコンの後日談についてはまたいずれ。