
東京外国語大学さんから
注文をうけた、
大学寄贈品の展示スペースの設計図と、
展示プランの基本コンセプトができました。
[基本コンセプト]
単なる寄贈品の陳列コーナーではなく、
寄贈品の展示を通して「異なる文化」を学び、
「贈与=ギフト」についてよく考えるための
教育スペース。そこからさらに一歩進んで、
この世界を過去から贈られたギフトだと考え、
好き勝手に売りはらったり買いあげたりせず、
トロブリアンドのクラ交換や北米インディアンの
ポトラッチのように、私たちはそれを未来に贈る
義理/義務があるのだと想像してみるための
ステージとラウンジ。
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[追記] 具体的な展示案は
こんな感じです。電光掲示板とパネルボードは、
コンセプチュアル・アート(ホルツァーとコスース)からアイデアをもらいました。
世界のさまざまなギフトの定義とことわざや格言が電光掲示板で流れます。

#もしこの企画案が不採用で、廃案になったら、どこか別の大学でやってください。
どこの大学でも寄贈品のひとつやふたつやみっつやよっつはあるでしょうから、
それを展示するスペースと多少の予算があれば、この企画案はさしあげます。
詳しい内容をお知りになりたい方はイルコモンズまでご連絡ください。