
「文化人類学解放講座」では、
フェイクも含めて、数多くの
ドキュメント・フィルムを見て
きました。くどいようですが、
文化人類学解放講座の目的は、
他者と異文化の理解を通じて、
自己と自文化を知り、文化に
対する批評的な見方を身に
つけることです。
今回は冬休みの課題として、やや視点を変え、自文化に対する無知と誤解を通じ、
他者と異文化による自文化の誤解の可能性について知るということをやってみたい
と思います。受講者は次に紹介するドキュメント・フィルムを繰りかえし何度もよく見て、
、自分の文化について、いかに自分が無知であり、そして、グローバリゼーションの
なかで、いかに文化はまちがって理解されるかを学び、文化のあやうさについて
考えてみて下さい。文化が誤解されるメカニズム、もちろん、そのしくみは謎です。

Choi Production
「ドキュメンタリー鮨」
Documentary On
Japanese Sushi
2004年
カラー 8分10秒
日本語吹き替え
+英語字幕つき
「トロは低所得者向けのジャンクフードです。魚はリサイクル品を使用。米は使わず....」