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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼エレクトリック・ツクモニスム
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「付喪神繪巻」(人間ヘノ復讐ノ相談ヲスル器物タチノ図)

(製作年・書写者:不詳 巻子:「唐花唐草模様唐茶色布表紙」)
「康保の頃、暮れの煤払いで捨てられた古道具たちが人間への復讐を図って、
数珠一連の制止も聞かず、古文先生の教えに従って妖物と変じる。船岡山の
後ろに群拠し、都へ出ては悪さをする。変化大明神を祀り、卯月五日に一条
大路を行列した折、関白に行き会って尊勝陀羅尼の威力に退散する。さらに
護法童子の追討を受けて改心、一連のもとで修行し成仏を果たす」
(「京都大学附属図書館創立百周年記念公開展示会図録」より)

【解説】 付喪神(つくもがみ)(九十九神)
路地に捨てられた道具、器物類が妖怪となり、物を粗末に扱う人間に対して
仕返しをする。日本では古くから「100年経った道具類には魂が宿る」とされ、
人が物を粗末にしたり、乱暴に扱い捨ててしまうと「付喪神」になってたたられる。
そのため昔の人は、道具の汚れを払い、古びた感じにならないように「すすはらい」
を行ってきた。(「妖怪の世界」より)

ちなみに、水木しげるの「妖怪大全集」をひもとくと、「一反木綿」(いったんもめん)は、
古布が妖怪化した「付喪神」の一種だそうです。布ですらあれですから、電気じかけの
器物のたたりは、さぞやもっとコワイはず。なんにせよ、「電気の付喪神」のリベンジを
リアルに想像できる「野生のコモンセンス」をどうやったらとりもどせるのか、これが
最大の難問であり、最後の希望。
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[追記] 同時代の漫画では、岡野玲子の「陰陽師」に「付喪神」が登場しますが、
岡崎京子の短編でも、一度だけ「付喪神」の話がでてきたのを憶えてます。
『チワワちゃん』『UNTITLED』『恋とはどういうものかしら?』 このどれかで
読んだおぼえがあるのですが、いま手許に本がないので、確かめられません。
どなたか心当たりのある方は、イルコモンズまでぜひご一報を。
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by illcommonz | 2006-02-16 23:08
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