はじめに、ふた、ありき
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「TOY RENAISSANCE
タカラ・トミー展」 パルコミュージアム 渋谷パルコパート3 /7F 3月2日(木)-3月21日(火) 一般500円・学生400円・ 小学生以下無料 .................................................................... 渋谷のパルコ・ミュージアムさんから、上の展覧会の招待券を、気前よく10枚も いただきましたので、先着9人の方にもれなく贈与します。なるべく、いつも持ち歩く ようにしてますので、次回のイルコモンズアカデミーの時にでも、声をかけてください。 タカラといえば、やはり「人生ゲーム」です。 イルコモンズのうちには、1968年に発売 された「初代・人生ゲーム」があります。 (ただしゴール前の「決算日」におこなう 「人生最大の賭け」に敗けた時に全財産を 没収されて送られる先は「貧乏農場」ではなく、 (これは農家からクレームがついたそうです) 「ゴーストタウン」に改められた「修正版」です) ところで、こないだ新聞で読んだのですが、この「人生ゲーム」の最新版 「人生ゲームM&A」の監修に元・ライブドアの堀江氏が関わっていたため、 同氏の逮捕後、同社で慎重に議論をつくした結果、「自粛」というかたちで、 このヴァージョンを「出荷停止」にしたのだそうです。 ちなみに、この幻の最新版で「人生最大の賭け」に敗けた時に送られる先は、 「挫・折・の・地」だったそうです。それはさておき、たしかに、今にして思えば、 株券だの、株式だの、配当だの、特許だの、約束手形だの、大立者だのの、 資本主義のコトバや仕組みにはじめて接したのは、このアメリカ生まれの ゲームを通じてであり、その怖さを知ったのは「モノポリー」を通じてでした。 やったことのある方ならお判りでしょうが、「モノポリー」は「友だちをなくす」 ゲームです。また「人生ゲーム」の方も、ゲームに没頭するあまり、自分の 実人生をそこに投影してしまって、プレーヤーの思わぬ一面があらわになる ことがあります。こどものころから、そういう数々の修羅場を見てきたので、 おとなになってからは、もっぱら「人生ゲーム」を律している資本主義的な 人生プランを脱構築するようなプレイに徹してきました。やたら子だくさんで、 文無しの人生とか、すすんで「15コマもどる」人生とか、まぁ、そんな感じで、 そんなふうに「人生をふみはずす」ような脱構築プレイばかりしすぎたせいか、 実人生の方でも、博士課程は出たけども、いまだ定職のない、イルコモンズ 暮しです。と、まぁ、好くも悪しくも、そのくらい影響力のあるゲームなので、 次のヴァージョンでは、ギフトエコノミーとかリサイクルとかレジシタンスとか、 そういう「もうひとつの人生は可能だ」と子どもに思わせてくれるような要素や あるいは、「モノを粗末してバチがあたり、 一回休み」とか、「フリーソフトを発明して みんなに感謝される、報酬はなし」とか、 そういうライフストーリーを、ぜひとも、 とりいれてほしいものです>タカラ・トミーさま
by illcommonz
| 2006-02-23 19:14
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