
空模様で、今にも雨が空から落ちてきそうな塩梅だから、
少しは気分の晴れるような音楽でも聴いてみようか、と
思ったものの、よくみれば、自分の手元には、そういう
CDが一枚もないので、せめてジャケットだけでもと思い、
きいてみたのが、「犬は吠えるが、キャラバンは進む」。
もちろん気は晴れたりしないし、ハモンド・オルガンの音が
昔の天気予報の音楽(フランク・プゥルセルの「アドロ」)と、
ぐずついた低気圧前線を連想させるので、きくのをやめたら、
案の定、雨が降ってきた。
なので、今日はもう、テントと寝袋をたたんで、家に帰ることにする。犬たちはまだ吠え
はじめてないが、雨が降れば、キャラバンは進まない (一回休み)