
この週末はずっとネットのないところで、
めまぐるしく手をうごかしてました。
(何をしてたかはまたのちほど)
そのあいだに知人で建築批評家の
五十嵐(太郎)さんが彼のblogに
こんな風に書いてくれてました。
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TWISTED COLUMMN
「ところで、最近落とし物を知人のヲダマサノリ
さんがたまたま拾ってくれたおかげで久しぶりに
メールのやりとりをした。もっか最大の興味は
「電気用品安全法」(デンアンホー)とのこと(...)
安全性を名目にして、家電のリサイクルや中古
販売を著しく制限、禁止していくというもの。ここ
でもセキュリティが産業を活性化させる理由に使われている。僕らは古くなった電気
製品を売買できず、新商品を買い続けなければならない。耐震性のハードルが上昇
することで、リノベーションを壊滅させ、スクラップ・アンド・ビルドを促進していく建築界
の動きとだぶって見える。」
もっと云えば、この動きが最初にはじまった時刻と場所は、「9.11以降の都市」で、
「セキュリティ」を口実にした公共圏(主に都市の路上)の Gentrification と
evicting が、今度はいよいよ家庭のなかにまで及んできたともいえる。