社会科学にパーシャル・トゥルース(部分的真実)という概念があります。
これは、任意の事象について、それはその他のすべてのケースについて
一般化することのできる「全般的真実」ではなく、あくまでその一部や特例
に過ぎないが、しかし「部分的真実」としては存在するという意味です。
たとえば、これなどはそうかもしれません。
「ヴァーチャルトーナメント狂いのこども」(カラー 4分18秒)
そして、これにはいくつもヴァージョンがあります。
▼
「ヴァーチャルゲームプレーヤー1」(同上 日本語字幕版)
▼
「ヴァーチャルゲームプレーヤー2」(同上 日本語字幕版)
(参考)
Unreal Tornament ミュージック・ヴィデオ
(参考)
Unreal Tornament 2007年版予告篇
はたして、このどれが、どの程度まで、真実であり、そして、これを見て、何を考え、
何を語るべきか、独断と憶見を避け、それを見きわめるのが、社会科学という学問に
課せられている使命です。あいにくイルコモンズは、ドイツ語のヒアリングができない
ので、もし、できる方がいたしたら、ぜひご教示をおねがいします。しかし、これは、
みていて、胸が痛くなるなぁ。。。
--------------------------------------------------------------
[追記]"参考資料"にあげた「Unreal Tornament 2007年版予告篇」と一緒に見ると、
このこどもの興奮ぶりがある程度、理解できますね。そして、なにより、この興奮が、この
こども自身のせいではないということが。