はじめに、ふた、ありき
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ブッシュは嫌いだけど、ケネディは好きだ、という人がよくいますが、正直云って、
ケネディのどこがよいのか、さっぱり合点がゆきません。イルコモンズが、 ケネディのことを、どうしても好きになれないのは、よく引用される、 この考え方になじめないからです。 Ask not what your country can do for you. But, ask what you can do for your country. 国家が諸君のために何をしてくれるかを問うのでなく、 諸君が国家のために何が出来るかを問いたまえ ジョン・F・ケネディ (ふん!) 洋の東西を問わず、どういうわけか、男というのは(なかでも特に「男のなかの男」 といわれるようなハードコアな男たち)は、なにかというと、国というものをやたらと ふりかざしたがるもので、イルコモンズが「NOと言える男」を嫌いな理由のひとつは それですが、それよりさらに、よりベーシックなところで、男(雄/♂/性染色体XY)が キライなのは、たいていの戦争や紛争や争いは、男たちがはじめるものだからです (そういえば、あのドイツの子どもも男子だな)もっとも男の中には花森安治みたいに、 思考の性別のぁゃしぃ人物もいて、そういう花森の、こういうことばや思考の方に 親近感を覚えます。 この日本という"くに"を守るためにはどうしたらいいかという議論 ばかりさかんだが、そのまえに、それなら、なぜ、この"くに"を 守らねばならないのかという、そのことが、考えからとばされて しまっている。そんなことはわかりきったことだというだろう。 そうだろうか。(...) ぼくにとって"くに"とはいつもでなにか不当に いためつけようとたくらんでいる、そんなもののような気がして 仕方がない。年々、税金は"不当"にとられているが、"くに"から ぼくがなにかしてもらったということはひとつもないのである。(...) つまり、ぼくにとって、"くに"とは、ぼくたちの暮しや仕事をじゃまする ものでこそあれ、けっして何かの役に立ってくれるものではないのである。(「国をまもること」) そして、強いて云うなら、イルコモンズは、福岡が自分の"くに"なので、 同郷の川尻松子の、こういうものの考え方の方に、より共感をおぼえます。 人間の価値って 人になにをしてもらったかではなく、 人になにをしてあげたかってことだよね。 映画「嫌われ松子の一生」より これを経世在民のギフトエコノミー的にいいかえると... 他人が自分に何をギフトしてくれるかを問うのではなく、 自分が他人に何をギフトできるかを考えてみる。 ということで、 今日から封切になった、 この映画、ちょっと見てみたいなと 思ってます。 「嫌われ松子の一生」公式サイト ▼劇場予告篇 ------------------------------------------------------------------ [追記] やけに熱心だが、徹底して、いったい何をしたいのだろう? ■「愛国心」の指導を通知=衆院教育基本法特委で小坂文部科学相 終盤国会の焦点の教育基本法改正案は26日、衆院教育基本法特別委員会で 7時間にわたり審議が行われた。保坂展人氏(社民)が「『愛国心』の指導や評価 の在り方には関心が高い」とただしたのに対し、小坂憲次文部科学相は「教育長 会議や学校長会議などの場を使い、適切な指導が行われるよう通知していく」と述べ、 改正法成立後は「愛国心」の適切な指導を学校側に徹底していく考えを示した。 (時事通信 5月26日)
by illcommonz
| 2006-05-27 21:15
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