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![]() ゴダールの「アワーミュージック」のアンコール上映と「愛の世紀」のリバイバル 上映にあわせ、3月の末に、青山の「シアター・イメージ・フォーラム」で演った、 イルコモンズ・レイト・トークショー「<一>なる国家と歴史の孤独に抗する <二>であることの愛とそのはじまり」の講演ログが、レイトショーの名に ふさわしく、めいっぱい遅れて(しかも真夜中に)、ようやく、プレノンアッシュ社 さんのゴダール・サイトにアップされましたのでお知らせします。 簡単に紹介すると、これは、ゴダールの映画について、青山真治、浅田彰、 菊地成孔、黒沢清、中原昌也、蓮実重彦、J.M.フロドンほか(あいうえお順、 敬省略)とつづいてきた「爆裂対談」の最終回で、先日発売された「アワー ミュージック」のDVDブックレットに収録されてないWEB限定の講演録です。 話は、人類学にしろ美術にしろ映画にしろ、二〇世紀のあらゆるものに対し、 すでに/いつも後から遅れてやってくるイルコモンズらしく、すでになされた 先人たちの仕事や評論に対する「追記」のようなものになっています。 ![]() 最初に「洋画」のたのしみを 教えてくれた「映画の父」 (というか祖父)にあたる、 すでに今は亡き(late)、 故・淀川長治への、これまた 遅れてきたオマージュから はじまります。 ![]() へぇ、こんなことしても、大丈夫なんだ、 なぁんだ、そうなんだ...」と、イルコモンズ 自身おどろいたくらい、あれやこれや・ いろいろ・たくさんの、ゴダール映画も 含めたいろんな映画や絵画や記録写真を 勝手にカットアップしてこしらえた 「講演用図録」です。 ということでまずは、この場をかり、今回、気前よく図版の使用許可を 与えてくださった関係各方面(プレノンアッシュ、ハピネット・ピクチャーズ、 アイ・ヴィー・シー、筑摩書房、ジェネオン・エンタテインメント、紀伊国屋書店、 その他たくさん)さんと、その交渉をしてくださったプレノンアッシュ社のみなさん、 会場を提供してくれたイメージフォーラムのみなさんに、まとめて感謝します。 どうもありがとうございました。では、以上、各社の提供で、どうか最後まで ごゆっくり、おたのしみください。では、後でまたおあいしましょうね。 ![]() 「<一>なる国家と歴史の孤独に抗する <二>であることの愛とそのはじまり」のはじまりはじまり... ---------------------------------------------------------------------- [追追記] このレクチャーでひとつ云いおとしたことがあるので、忘れないように、 ここに書き加えておきます。それは何かというと、「共謀罪」というのは、僕らが 誰かと共に〈二〉であろうとすることをさまたげようとする、愛なき法律だということ です。なんという名前の法律かは忘れましたが、フランスでも「よその国からきた 人間を家に泊めてはいけない」という外国人排外主義的な法案が国民党党首の ルペン(フランスの石原慎太郎みたいな政治家)によって提出されたことがあり、 それが今どうなってるのか、ちょっと分からないのですが、たぶんそういった フランスの政治状況も、このところのゴダールの新たなレジスタンス映画の 背景にあるような気がしてます。
by illcommonz
| 2006-06-22 02:47
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