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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼ばかちん!!!!!
d0017381_891384.jpg【ジダンの母】 この、んぽんたん! ★ガツン!!!(頭突き)
【ジダン】 ーーーーン!!
【ジダンの母】 まったくお前ときたら、何てことしてくれたんだい。
これじゃ、母さん、世間さまに顔むけできないじゃないの。
まったく、ばかだよ、お前は。。。いい、ジダン、今日はもう
晩ゴハンぬきよ、そこでしばらく、頭を冷やしてなさい!
【ジダン】 (泣きべそをかく) おろろん、おろろん。。。。。
【ジダンの姉】 ねぇ、ジダン、母さんはあんな風に云ってるけど、
本当はとっても嬉しくってって泣いてたのよ。それに私だって...(涙)
【ジダン】 おろろん。。。 (ジダン家の夜は静かにふけてゆく・・・)
........................................................................................
ジダンのお母さんがはたして健在なのかどうかは知りませんが、今回のニュースをきいて、
こういう家庭の情景があたまに浮かびました。プロのサッカー選手だけにそのヘディングが
場合によっては凶器になり得るのはわかりますが、それにしても頭突きですよ、頭・突・き。
顔面にパンチを食らわせたわけでもなく、背中からケリをいれたわけでもなく、真正面から、
堂々とぶつかっていったわけで、しかも相手だって、プロのサッカー選手なんだから、
それなりの体はできてるわけで、あれを「残忍な行為」だとか「非道な暴力行為」だという
のはどういうものかな、と思いました。それに、どうみたって、あのジダンの頭突きは、
「お前の母さん、デベソ」といわれた子どもが、自分の母親に対してこどもが果たすべき、
当然の行為にみえるんですけどね。最初、ドイツの新聞は、「子どもたちにどうやって
説明すればよいのか」とそんなふうに書いてましたが、いまはもうその心配はないですね。
むしろ子どもたちに「ジダンをみならいなさい」と教えてもいいんじゃないかと思います。
(なにしろ今は子どもが家に火をつけて親を焼き殺すような時代なので特にそう思います)
現にフランスでは「情状酌量」の声があがってきてるみたいです。

d0017381_9384444.jpgd0017381_9374919.jpg「退場のジダン「許そう」 肩持つ仏各紙」
【パリ11日共同】サッカーのワールドカップ
(W杯)決勝でフランスのジダン選手が退場
になった問題で、フランス国内では11日、
ジダン選手の暴力行為を許そうという論調
が勢いを増している。11日付のフランス・
ソワール紙は「分かったよ、ジズー」と同
選手を愛称で呼び掛ける見出しを掲げ、今回の暴力行為は
母親に関する侮辱の言葉が引き金になったとの見方を紹介。
「(ジダン選手の行為を)理解できなかった人がいるとしたら
残念だ」と述べ、ジダン選手の肩を持った。パリジャン紙は
1面に「好きだよ、ジズー」との見出しを掲載。10日実施の
世論調査で「ジダン選手の行為を許すか」との設問に61%が
許すと答え、許さないと答えた人は27%にとどまったと伝えた。

「分かったよ、ジズー」という見出しがいいですね。ジダンと同じアルジェの生まれで、生前、
とにかくサッカーに目がなかったデリダが、もしいま生きてたら、おそらく「赦し」ということで、
今回の件について何か書いたでしょうね。とりあえず、スポーツのルールからはずれたこと
をしたので退場は仕方ないとしても、「こうしたらこうなる」という何から何まで計算づくめの
ロゴス(理屈)からではなく、やむにやまれぬパトス(情動)から行動し、そのパトスに対して
「情状酌量」という情動的なレスポンスが返されたことに、なんというか希望のようなものを
感じました。いまは、晴れの引退試合が退場で終わったことを残念に思うかもしれませんが、
いずれ時間がたてば逆に、一世一代の栄光の舞台と名誉を棒にふってまで行動したジダン
の話は、サッカーの歴史のみならず、それ以外のところでも、末永く記憶されるような気が
します。なにより「頭突き」で栄光を棒にふった、というところが笑えて好いです。そういえば、
すでに完成したジダンのドキュメント映画でも、最後のシーンは「退場」らしいですね。
なんだか、現実がドキュメントを模倣しているみたいで、摩訶不思議な話です。
[PR]
by illcommonz | 2006-07-12 09:54
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