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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼愛国心よりも愛護心を、ナショナリズムよりアニミスムを
d0017381_1025023.jpg
先週のこと。「レバノンで不当空爆虐殺のまっただなかな
今日この頃ですが」と、元「殺すな」の山本(ゆうこ)さんから
メールが届き、いま環境省が募集してるらしい「動物愛護
管理基本指針(仮称)に関する意見」
について、「わたし自身
ラディカルな愛護者ではないのですが、皆様の関心あれば、
是非」との情報提供がありました。あさってが〆切なので、
さっそくその「指針」を読んでみました。「指針」に曰く。

「命あるものである動物に対して、やさしいまなざしをむけることができるような態度
なくして、社会における生命尊重、友愛、および、平和の情操の涵養を図ることは、
困難である」 環境省「動物愛護管理基本指針」より

「ふむふむ、たしかにそうだなぁ。。。」と思いました。ちょっと目をはなすと、すぐ、
自民族中心主義になりがちな、あぶなっかしいこと、このうえない「愛国心」なんかより、
「動物愛護心」を育てた方がずーっとよいと思いました。同じ涵養(かんよう)するなら
愛国心よりも断然、動物愛護心です。他者を理解し共存するには、動物という人間に
とっての、より遠い他者への配慮から、まずはじめよ、です。

d0017381_1050394.jpg狂牛病が発生した時、レヴィ=ストロースがどっかで書いてたように、
いまでも人は、すべての命あるものとの間にあった原初的連帯感を
うすらぼんやりとではあれ、意識してるからこそ、子どもが生まれると
すぐ、動物のぬいぐるみやら絵本やらを与え、動物たちとの失われた
一体感に対するノスタルジーを、我知らず、子どもに伝達しようとする
わけで、このアニマル・レッスンをおろそかにすると、その行き着く先は、
エゴイスティックな人間中心主義(というか単独行動主義)で、ろくなこと
ないと思います。

たしか晩年のデリダも「われ、動物たちにしたがうゆえに、われあり」というウルトラ・
ポストモダンな"他者びいき"のコギトを提唱してみせてましたが、それはともかくも、
動物たちの生に対する倫理的でインテリジェントな配慮なしには、もはやユマニスム
(人道主義)の回復などあり得ないように思います(もちろん平和もエコロジーもない)。
話はとぶけど、いっそのこと日本は、この「アニミズム賛歌」を国歌にしたらどうだろう、
と思います。

d0017381_10513982.jpg 僕らはみんな生きている
 生きているから歌うんだ
 手のひらを太陽にすかしてみれば、
 まっ赤に流れる僕のちしお。
 ミミズだって、オケラだって
 北極熊だって、パンダだって
 乳牛だって、ハリネズミだって
 (以下、つづく)みんなみんな
 生きているんだ、ともだちなんだ。

そしたら、未来の国際社会から「なんと前衛的な精神をもった国だったのだろう」と
尊敬され、黙っていても、国連の「永久常任理事国」入りできると思うんですがね。
というか、いま愛護しなければ、やがて絶滅してしまいかねない「絶滅危惧動物種」
の筆頭はニンゲンだと思うんだけど、どう思う、クランボン?

d0017381_1253133.jpg 「クランボンはわらっていたよ」
 「クランボンはかぷかぷわらったよ」
 「それならなぜクランボンはわらったの」
 「知らない」
 「クランボンは死んだよ」
 「クランボンは殺されたよ」
 「クランボンは死んでしまったよ…」
 「殺されたよ」
 「それならなぜ殺された」
 「わからない」


支離滅裂ゆえに我らあり、ナショナリズムよりもアニミズムを(もう一度)我らに。
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by illcommonz | 2006-08-19 10:59
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