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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼明日の神話にまけぬくまのこ
▼明日の神話にまけぬくまのこ_d0017381_13122746.jpg明日が「明日の神話」の公開最終日なので、
明日の夕方、みにゆこうと思っていたら、
明日は何やら特別イベントがあるらしい。
そういうイベントがあると何かと不自由なので、
今日のうちに見ておいた方がよさそうなのだが、
さっきから雨がふりだしてきて、思案のしごころ。
*左の画像はイルコモンズの携帯電話の
待ち受け画面。「明日の神話」に描かれた
原爆の"死の雲"の前を、赤ちゃんクマの
くーまんが「でふ~でふ~」と幼児語を
しゃべりながら、でんぐりがえりしたり、
おしりをふったりして、いったりきたりする
対極主義の図。以下の解釈をもとに作成。

「中心に燃えあがる骸骨の背後にも、シルエットになって、亡者の行列が小さな炎を噴きあげながら無限に続いてゆく。その上に更に襲いかかる凶々しい黒い雲。悲劇の世界だ。だがこれはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、酷い、被害者の絵ではない。燃えあがる骸骨の、何という美しさ、高貴さ。巨大画面を圧してひろがる炎の舞の、優美とさえ言いたくなる鮮烈な赤。にょきにょき増殖してゆくきのこ雲も、末端の方は生まれたばかりの赤ちゃんだから、無邪気な顔で、びっくりしたように下界を見つめている。外に向かって激しく放射する構図。強烈な原色。画面全体が哄笑している。悲劇に負けていない。あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。」(岡本敏子)
by illcommonz | 2006-08-30 13:38
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