緊急連絡、バンクシーがまた犯りました。
今度はカリフォルニアのディズニーランドです。
治安部隊は至急、現場に直行してください。


BREAKING: The Story Disneyland Doesn't Want You To Know
(*上の画像は上記のサイトの現場写真をもとにイルコモンズが勝手に編集）

これじゃ、ロッキーマウンテンではなく、白昼堂々のロッキーホラーショーです。
さすがグラフィティ・アーティストだけに、仕事がはやいし、逃げ足もはやい、
落し物の回収とゴミ捕獲の速さでは定評のあるディズニーランドのめんぼく
まるつぶれ/しです。（うぷぷぷぷぷ、、、）

地球をまたにかけて、グローバルワイドに暗躍する世紀の逆怪盗バンクシー。

ね、だから、云ったでしょ、「変人が世界を変える」って。すくなくとも、このとき、
ディズニーワールドの（自分たちだけが）幸福で（自分たちだけの）夢の世界の、
その素敵なムードはぶちこわしになり、昨日までのディズニー世界の風景とは
どこか違う、なにか変な、もうひとつの別の世界の風景がそこに現われたはず。
その風景の裂け目から何かが見えたはず、何かに気づいたはず。こんなふうに
見慣れた風景が突然変わるとき、世界の見方が変わり、世界の見方が変わる
ところから、世界が変わりはじめる。

しかし、さすがのバンクシーも、世界に名だたる
ディズニーランドの厳重な治安管理体制には、
それなりに手をやいたらしい、ひとつ、ある大切な
わすれものをしてしまったようです。ディズニー
ランドのナンバーワン変人といえば、もちろん、
ミッキーマウス。ディズニーランドに入園したら、
バンクシーの分身のこの変人もやはりあの耳を
つけるべきでしょう。(かわりにイルコモンズが
つけておきました)

ということで、やっぱり、ぼくらのクラブのリーダーは、バンクシーマウス、
バンクシーマウス、バンクシー、バンクシー、マウスで、きまりのようです。
いいぞ、バンクシー、もっとやれ。

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[追記] 「バンクシ－って誰?」というチビッコのためにひとつだけムービーを紹介。
イスラエル政府がパレスチナとの国境にたてた、かたいコンクリートの心の壁に
バンクシーが描いてみせたグラフィティ。

http://www.youtube.com/watch?v=fZK7D6WqzR0

こんなふうに現実の壁を超えてゆく風景を描いてみせるのが、本当のファンタジー
だと思う。バンクシーの仕事はどれもよく考えられた政治的なので（もし、そこを
ぬきにして、ただ、おもしろおかしいだけのイタズラとして紹介する雑誌や記事が
あれば、そういう政治性を脱色(洗浄)するような取り上げかたこそが政治的で、
なによりバンクシーが抵抗しているのはそういう「ジェントリフィケーション」なのだ
ということを見落としてしまう、とツッコミをいれてよい）、どれも笑える←ここが大事。
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と、そんなことを書いていたら、
高円寺のバンクシー(ズ）、
「素人の乱」がこんなものを。。。
んんんん、そうきたか、、、、
いいぞ、こっちも、もっとやれ。
*画像はK.C.D.C.のkyupikyupiさんの
mixi 日記から無断でいただきました。

一揆まであと６日。