
高円寺の「家賃廃止デモ」についてひとこと。
今回のデモが掲げてみせたスローガンについて、
「現実的でない」とか「現実にはあり得ない」とか
「ふざけすぎてる」とかクソマジメな論評をしてた
リアリストとは、たぶんこの先、永遠にともだちに
なれそうにないと思った。あれはアヴァンギャルド
なんだから、前衛に現実がどうのこうの云うのは、
野暮のきわみ。画家や詩人に現実の話をしても
釈迦に説法。バカに念仏。街が詩を語りはじめ、
政治が想像を語りはじめたのに、まだクソマジメ
に現実の話をしてる人がいますよーーーーーと
シュールリアルの先生に言いつけたくなった。そして、そういうシュールを理解できない、
マルーン(←ラジオマルーンのマルーン=逃亡奴隷)になれない、現実の奴隷たちが、
前衛なきこの国の前衛憲法第9条を破壊するのだろうと思った。