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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼電気人間イルコモンズ
▼電気人間イルコモンズ_d0017381_23341611.jpg
▼機械を触れずに壊す人々
~心は機械に影響を与えるか

「コンピューターを使っていて起こる突然のエラー、
ハードディスクデータの消失、電源の不調、ソフト
ウェアのコンフリクト(衝突)、その他様々な”原因
不明”のトラブル。これらはコンピューターを使う人
ならば、おそらく誰もが一度は経験したことがある
だろう。しかし世の中には、コンピューターや機械を
使うと、何をどうしても、必ず壊してしまう人々がいる。
そんな彼らは、そのたびに決まって素人とレッテル
を貼られ、彼ら自身の扱い方に非があると注意され
るのである。しかし現在、米プリンストン大学で行わ
れている一連の研究によれば、こうした現象の背後
には、確たる原因があることが明らかになりつつある
という。研究によれば、コンピューターを壊してしまう
人々、彼らは、コンピューターに悪い波動を送って
いるというのである。

「コンピューターや複雑な機械を、触れることさえなく壊してしまう人々は確かに存在
するんです。」そう語るのはプリンストン大学工学部異常現象研究所のヨーク・ドビンス
博士である。博士の研究室ではこれまで26年間に渡り、そうした機械と人間の相互
作用研究を行っている。(中略)

あるコンピューター・エキスパートは、こうした現象は非常に稀ながら、確かに存在
すると認めている。「たまにこういう人に当たりますね。とにかく、コンピューターと
相性の悪い人です。彼らの操作に問題があるわけではないんです。多分、彼らと
コンピューターの間の問題で・・・・。まあとにかくそういう人々にはペンと紙を使うこと
を勧めるしかありません。」カナダのカムループスでコンピューターのテクニカル
エラー修復を専門とするハッカーのライル・メルニチャック氏は語る。

しかしまた他の専門家はこれらの原因が人間の心的要因にあることは考えられない、
と指摘している。「人間が機械に対して何らかの影響を働かせてしまうことは十分に
起こりえると思いますが、それが"波動(vibes)"のせいだとはとても思えません。
こういった原因不明の異常は、しばし環境的要因と関連づけられると思います。
例えば、そういったコンピューターと相性の悪い人々が住んでいた家がとても乾燥
していたとする。更にその人が長髪だったり、カーペットが毛の長いものだったり、
あるいはウールのセーターを好んでいたとします。そうすると強い静電気が発生し、
コンピューターの誤動作へと繋がるわけです。」トロント大学コンピューター・サイ
エンス学部情報技術部長のジョン・ディマクロ博士はそう語っている。

「x51」サイト(http://x51.org/x/05/08/1227.php)より
................................................................................................
[イルコモンズのコメント]
なぁんだ、そうだったんだ、これが原因だったんだ。てっきり厄年のせいかと思った
けど、ただの電気人間じゃん。あーよかった、これで安心しました。このサイトは、
イルコモンズもよくみてますが(こないだ「死する」という原稿に書いたシャオ・ユンの
インスタレーション作品やケージの世界一番長い曲のソースはこのサイトです)、
このニュースは見落としてました。教えてくれたkyupikyupi さんに感謝します。
おもしろいので、もうすこし引用します。


▼機械に作用する帯電人間:スライダー

▼電気人間イルコモンズ_d0017381_23392131.jpg
英国在住のデビー・ウルフはあたかも
人間充電器である。彼女は自由自在に
電球を飛ばし、CDの音量を上げ下げする
ことが出来る。「自分の電気を人に与える
ことも出来ますし、電球を飛ばしたり、
音量を操作することもできます。とにかく、
電化製品ならば何にでも作用することが
出来るんです。」

彼女が作用することが出来るのはそれだけではない。テレビや、例えば同じ部屋に
いる他の人々にエネルギーを与えることさえ出来るという。

「それが起こる時は、決まって、何かにイライラしている時ですね。でも何かに頭に
来ている時だけでなく、何かを考え込んでいる時にも起こります。他には、まあ、
言ってみれば性的に興奮しているときや、何かに熱中している時にもそれが
起こりますね。でも私自身は全く健康で、普通の人間です。」

電気人間現象研究の第一人者を自負するヒラリー・エヴァンスによれば、彼女
のような人々は「スライダー("Street Lamp Interference Data Exchange"
(つまり歩いているだけで通過する側の街灯を次々に消してしまう人々)」と呼ばれ、
今日でも決して少なくない人々がそうした能力を持っているという。

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[イルコモンズのコメント]
電球はさておき、DJミキサーの電源を自由に落とし、CDの音量を自在に上下でき
たら、DJやるときに便利だろうなぁ。どうせなら、自動的にBPMをそろえることが
できたり、ここぞというところでエコーやリヴァーブがかけられたりすると、文句なし
なんだけどな。あ、でも、イコラインジングはDJをやるときの一番のたのしみだから、
それだけは自分の手でやりたいなぁ。それに考えてみれば、コンピュータにとって、
こういうのは一種のハッキングだから、これは使えるかも(←何に?)。

ということで、これからも行く先々でいろんな機械をこわしつづけると思いますが、
こういう体質ですので、どうかおゆるしください。

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▼電気人間イルコモンズ_d0017381_0254660.jpg[追記] 調べてみたら、今から
ほぼ1年前にもハードディスクを
こわしていて、そのときにかなり
悪い波動をコンピュータにぶつけて
いたようです。

イルコモンズのふた
「▼亡き記憶を憐れむ音響詩」
(05年10月9日)より

「実録・イルコモンズの死亡遊戯~AFTER THE LAST RGB BATTLE」
(うたと演奏:ハリケンとメモリーズ) ステレオ 5分57秒 (6.8M mp3)

でも原因がわかったので、大丈夫。これからはもう、こんなふうにぶっとばしたり
しないから、壊れるときはあらかじめメッセージを送るように>PC
by illcommonz | 2006-09-29 00:01
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