今晩は、こないだのイルコモンズアカデミーであまった、お米とひきかえに、
知り合いのお宅で、テレビ放送をみせてもらいます。
「母の怒り、世を動かす~
大衆を生んだ米騒動」
母は強し 寺内内閣を総辞職に
追い込んだ米騒動
「その時歴史が動いた」
NHK総合 22:00-22:45
[解説]大正7年、富山の女性たちが起こした米騒動を取り上げる。大正初期、日本は
第一次世界大戦の好景気のもと米価が高騰する。シベリア出兵などで需要増大を
見込んだ米問屋らが売り惜しみをしたためだ。米を買えなくなった主婦たちは抗議
活動を起こし、それが地元新聞記者の必死の訴えにより全国に飛び火。当時の
寺内正毅内閣は総辞職に追い込まれた。米騒動を目撃した女性の証言などをもとに、
「大衆」誕生の瞬間を描く。
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この富山の「米騒動」は「ええじゃないか」「百姓一揆」とならんでイルコモンズが
好きな"おんなこども"のアクトアップの原型。母子社会レジスタンスの記念碑的偉業。
たべものをもてあそぶとバチがあたるのだ。今回の特集では、「目撃者の証言」というのが
みどころ・ききどころ。K.C.D.C.の人たちはもちろん、K.C.D.C.でない人もみんなみると
いいかも。あ、あと、この「女房一揆」については花森安治が70年代の「暮しの手帖」に
すばらしい文章を書いているので、番組のあとで、紹介します。