中川政調会長「日教組の一部、
免許はく奪だ」と批判
自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞の
インタビューで、教員免許の更新制度に関連
して「日教組の一部活動家は(教育基本法改
正反対の)デモで騒音をまき散らしている」と
したうえで「下品なやり方では生徒たちに先生
と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、
教員の組合活動を強く批判した。
(毎日新聞 10月23日)
デモを下品よばわりするのは、民主主義を下品よばわりすることに等しいと思う。
(そもそも自由民主党の民主って何のことだっけ)。そして下品な人間ほど他人の
ことをむやみに下品よばわりする。自分が下品だということがバレないように必死
でそうする。その格好のお手本がこれ。生徒たちはよくみておくように。日教組の
肩を持つつもりはないけど、これからしばらく、この政調会長を不倶戴天の敵
ナンバーワンにしようと思った。ともあれ、代議員が国民の考えや信条、表現を
頭ごなしに「騒音」よばわりしはじめたら、それは、思想弾圧と表現の自由の剥奪
のはじまりだと思う。そういえば、幹事長の方の中川も、離党した自民党議員に
復党したければ、総統への、おっと失礼、現政権への
「全面的支持」を求めてる
みたいだし、あなおそろしき哉、だなぁ。
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[追記] そうそう、そういうこと。
↓
「中川政調会長の毎日新聞「闘論」発言で抗議文」
自民党の中川昭一政調会長が毎日新聞の23日朝刊「闘論」で、「デモで騒音を
まき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう」などと
日本教職員組合を批判したことを受け、同組合は23日、「正当な組合活動を否定し、
集会・結社の自由、言論の自由など民主主義を理解しようとしない危険な発言に対し、
抗議するとともに強く撤回を求める」とする文書を中川政調会長あてに送った。文書
では「デモ行進などの表現の自由・言論活動は民主的政治過程に参加するための
不可欠なものである」とした上で、「自らと異なる考えに耳を傾けることなく、権力を
もって発言を封じようとする姿勢は、政治家としてあるまじきことであり、容認できない」
と中川政調会長を批判した。(毎日新聞 10月23日)
さすが先生だけあって、イルコモンズが書くのとはちがって、ちきんとしてるなぁ。
これが、こういう場合のただしい抗議の手紙の文面なんだな、勉強になった。
「民主的政治過程に参加するため」か、、、うん、なるほど、メモしとこう。
み、ん、し、ゅ、て、き、せ、い、じ、か、て、い、に、さ、ん、か、す、る、た、め、の、っと。