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![]() 始末に負えないものよ、 のこされた望みは、もう 君たちにしかないのか」 (あの世の花森安治)>アドバスターズ ということで、消費文化に対して、 度しがたいほど反抗的で、かつ、 始末に負えないくらい見事な イタズラのセンスをもった 「アドバスターズ」にしか、もう のこされた望みはないのか、、、 と云ってしまいたくなるくらい、イルなセンスとワル知恵がぎっしり詰まった アドバスターズ監修の本です。 "DESIGN ANARCHY SCRAP BOOK EDITION" by Kalle Lasn *全416頁フルカラー 重量3キロ(以上) 100カナダ$ 正統派デザインの常識や形式に支配されないアナーキーなグラフィックデザインの 実験やアイデアの数々も魅力的ですが、それはカレ・ラスンの反権威主義と反骨 精神なくしては持続し得ないもので、この本のヴォリュームがその気骨の太さを よくあらわしてます。この本をみて、アナーキーなテイストのデザインをパクることは 簡単だけど、いくらそれをくりかえしても、たぶんそこからできてくるものはたかが しれていて、たぶん一生かかっても1キログラムがせいぜいだと思います。古臭い 精神論みたいですが、本当にみならうべきなのは、その度し難く始末に負えない 反抗精神で、独断を承知でいえば、反抗の精神は尽きることのない創造の母で、 つくってもつくっても次から次につくりたいものがでてきて、つくるのが追いつかない ほどの仕事をし、気がついたら、ものすごい量の仕事を残しているのは、たいてい、 反抗的な魂をもった人間たちで、たとえば、岡本太郎然り、大竹伸朗然りです。 抑圧的な何かに対して、がむしゃらに、それをはねかえし、仕返しをし、ぎゃふんと いわせてやろう、しっぺ返しをくらわせてやろう、と、いつもそういうことばっかり 考えてると、目も手もよく動くし、それがうまくいったときは、ごはんもおいしい。 そしてさらに独断を承知でいえば、イルコモンズが好きで信頼する作家というのは、 度し難いほど多作で、始末に負えないほど、いろんなことに手を出す作家です。 なにしろ世間には、気にいらないこと、納得できないこと、我慢ならないものが たくさんあるので、全方位的にそれと格闘すれば、どうしたって多作になります。 なので、何をつくったらいいか分からなくなる人や、作品が何もつくれなくなる人は、 ためしに一度、アナーキーストになってみるといいじゃんないかと、結構まじめに そう思います。ま、それはさておき、今月はアドバスターズの発案による毎年恒例の BUY NOTHING DAYの月で、11月25日に世界中で24時間のショッピング・ ストライキがおこなわれます。東京でもプロモーション活動をやるみたいなので、 興味のある方は、ぜひ自分で調べてみてください(ふふふ)。もちろん、その日、 何にも買わなければ、もうそれでこのオルタナティヴ・ワールドワイドなイベントに 参加したことになるので、それぞれ思い思いの場所とやり方で、ご参加を。 BUY NOTHING DAY, BYE BYE SHOPING DAYS。 ![]() ---------------------------------------------------------------------- ![]() [追記] あれ、カレ・ラスンがCNNに出てる。 どのテレビ局も「アドバスターズお断り」 だったはずだったのに、どうしたんだろ。 ま、ちょうどいいや。カレ・ラスン自身が、 「BUY NOTHING DAY」の説明をして ますので、みてみてください。それにしても、 「何も買わない日」が一日あるくらいで、 どうしてあんなに大騒ぎするんだろう。 >CNNのキャスター
by illcommonz
| 2006-10-31 10:49
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