溝手顕正国家公安委員長(64)は2日の閣議後
会見で、閣僚の資産公開について「本当にばか (←かと思った)
ばかしい制度だ」と批判した。制度は84年に始まり、
01年の閣議決定で「公職の清廉さを保持し、 (←清廉。。。(苦笑)
政治と行政への国民の信頼を確保するため」
と規定している。 溝手委員長は「いつの間に、 (←いつの間にかできたりしない)
こういう趣味の悪い制度ができたんだろう。 (←趣味が悪くて結構)
(資産を)のぞく人はあまりよい趣味ではない。 (←お上品で結構なことだ)
ワイドショー並み」と淡々と話した。
しかし、委員長はその後、警察庁を通じ「政治
家がみなクリーンな活動をするようになれば、 (←あはは、ありえない)
国民の関心もなくなって、やめようという声が
出てくるのではないか」などと微妙に軌道修正 (←出ない・出さない・出したくない)
するコメントを出した。(毎日新聞 11月2日)
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要するに、これからますます、国のなかでの「貧富の格差」が大きくなってくるから、
貧苦にあえぐ国民の怒りや不満が自分たちの方に向かないようにしたいのだろう。
実に公安委員長らしい発想だ。自分の身の保全について敏感だ。そもそも資産
とはいうが、政治家の給料を払ってるのは誰なのかを忘れたのだろうか。それは
「のぞき見」ではない。納税者の権利であり、代議制民主主義の基本だ。