
抵抗する人たちの表情と
その暮らしはうつくしい。
うそだと思うなら
←これをみてみるといい。
▼「サパティスタ民族解放軍」
(Ejercito Zapatista de
Liberacion Nacional
通称=EZLN)の2007の
オフィシャル・カレンダー。
*下のサイトで全部みれます。
Calendario EZLN 2007
*トップページの写真の右下の▼をクリック
カレンダーをめくるたびに
気分がぱぁぁっと明るくなります。
グレーバーがどこかで書いてたように、
(あるいはどこかで話してくれたように)
グローバリゼーションの暗い世界に
抵抗する「レジスタンスの風は南半球
の方角から吹いてくる」。まさにそんな
感じのうつくしいカレンダーで、こういう
カレンダーをつくるというアイデアや
そのデザインも立派な「ローセオリー」
だと思う。それで思い出したのだが、
「ローセオリー」は、よく「低理論」と訳
されるけど、これだとあまり聞こえが
よくない。例えば「Another World
is Possible」とか「We are Every-
where 」などのように、ひとの想像
力や希望を喚起するパンチラインや
リフも立派な「ローセオリー」で、いっ
てみれば「カジュアル・セオリー」とい
うことだと思うので、「軽装」や「軽燃料」
と同じような意味で、「軽理論」と訳す
のはどうかと思った。ル=グインが
文化人類学と生態学を「軽科学」と
呼んでたのを思い出して、そう思った。
ついでに云えば、本として出版され
ないブログだって「ローセオリー」に
なり得ると思うし、そういうブログが
書けたらと思う。
[関連サイト]
▼
「我々は宣言する。"もうたくさんだ!"」
▼
「レイジはEZLNを支援する」
▼
「よい夢と悪い夢」