昨日アップした「好奇字展・予告篇」というのは、
展覧会の宣伝・広告のためのプロモーション・
ヴィデオ・クリップでしかなかったのですが、
あれを見た人から「本篇の映画が見たい!」
という思わぬレスポンスがありましたので、
象形文字のごとき"本体なき幻像"として、
幻の本篇映画をつくってみることにしました。
たまたま作業用PCのなかにとってあった、
ありあわせのクリエイティヴコモンズ音源や
パブリックドメイン音源をまぜあわせたら、9分11秒のサウンドトラックが
できましたので、会期中に9分11秒の本篇映画をつくります。
タイトルは、まぜあわせた音源のタイトルをさらにまぜあわせた、こういうタイトルです。
A Buried Scripts Heart Sutra USB Returens to
Somewhere near the Tama Cemetery
(37秒 mp3 )
(使用音源)
▼Unknown "The Heart Sutra"
▼Faun-Faun "My Heart is Buried Somewhere Near the Bottom of this Hill"
▼833-45 "Unid USB"
「予告篇」の最後に「文字はどこへ行こうとしているのか?」という字幕がありましたが、
「どこへ行くのかわからない」のが(旅行ではない)「旅」であり、「何ができるかわから
ない」のが(制作ではない)「創作」だと思うので、これまた、たまさか出来てきたサウンド
トラックの命ずるまま、その音のトラック(跡)に沿ってつくってみようと思ってます。
タイトルにあるUSBというのが何の略号なのか分かりませんが、これもつくってるうちに
おのずとその意味が決まってるくるでしょう。