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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼黄砂襲来とイルコモンズ北陸紀行
▼黄砂襲来とイルコモンズ北陸紀行_d0017381_21512994.jpg「北アメリカの住民たちはゴミを喰って生きてる」
(by グレイ・フィラスティン)
「おいしいごはん」をめぐるトークセッションの前、
Filastineが公園の芝生の上で入念なストレッチ
体操をしてたのが印象に残った。それを見ながら
「アクティヴィストは公共空間のアスリートなのだ」
と思った。夕刻、一番町の「買物公園」でストリート
セッション。RLLの"L"と、T.C.D.C.の"C"による
L.C.編成。Filastine はタンボリンで参加。フリー
スタイルのドラム・コレクティヴにもそろそろアンサ
ンブルを導入する必要性を感じる(以下中略)。

▼黄砂襲来とイルコモンズ北陸紀行_d0017381_052496.jpgイルコモンズ・アカデミーの前に空き時間が
あったので、黄砂の来襲ですこぶる視界の
わるい「買物公園」のグローバル・ショップを
視察。ディズニーストアとGAPで、商品タグに
記載された製造国をチェック。菓子類と一部の
製品(製造元:グレイス社)を除くと、依然として
ディズニー製品の大半がMade in Chinaの
スウェットショップ製。かたやGAPのT-Shirts
Shopコーナーで、いまイチオシの「サンフラン
シスコ・カリフォルニアUSA」Tシャツは、ペルー、
バングラデシュ、ヴェトナム、シンガポール、
中国のスウェットショップ製。モニタリング中、
店員にオススメされた「フィット・ファンダー」
(履き古した風合いのあるジーンズ)は中国の
スウェットショップ製だった。もちろん何も買わずモニタリングだけして店を出る。

つづいて伊東豊雄設計のせんだいメディアテークを視察。黄砂で視界がわるいため、
透明感のあるガラスのファサードの透明感はいまひとつ感じられなかったが、ここは
夜見たら、キレイだろうな、と思った。しかし、一歩、中にはいれば、気になるのは、
建物のエクステリアよりもコンテンツ。4階の市民図書館が休館日だったので、
最上階のスタジオへ。マフマルバフの「りんご」、ユスターシュの「わるい仲間」、
クラピッシュの「猫が行方不明」など、ヴィデオの品揃えがよい。トミー・アンゲラーの
「絵本論」とコルチャックの「すべてをこどもたちのために」は前から見たいと思ってた
ドキュメント映画なので閲覧を申し出るが、仙台市民じゃないのでダメだった、残念。
世界市民は、おなかがすいたので、大衆食堂・半田屋でごはんにする。

▼黄砂襲来とイルコモンズ北陸紀行_d0017381_055743.jpgごはんと納豆と玉子とおひたしで
300円弱。結局、仙台滞在中、
半田屋で都合3回ごはんを食べ、
仙台名物の牛タンもホヤも食べ
なかった。映画や音楽や建築の
趣味は、アヴァンギャルドだが、
食べものに関しては保守的なの
である。ちなみに半田屋が気に
入ったのは、イルコモンズと
同じ髪型をした、左のこどもの
写真がよかったからで、別に
B級グルメというわけでもなく、
単に同じものを毎日食べるのが好きで、生活の基本である「衣・食・住」に関しては、
ベーシックでトラッドでシンプル好みなのである。それにしても、このこどもの顔は
いいなぁ。おはしのにぎり方もちゃんとしてる。こどもは、こうでなくちゃ。

ごはんのあと、「壱弐参ふれあい横丁」にあるアウトドアショップでパタゴニアの今年の
カタログと別冊付録の「誰にでも分かる環境BOOK」をもらう。今年のカタログをみると、
ついにパタゴニアがフットウェアをはじめたらしい。かかとを折りたたむとスリッパに
なるスニーカーは夏向きでいいなと思う。いまから貯金して再来年の夏に手に入れよう。

イルコモンズ・アカデミーがはじまるまでまだ時間があるので、本屋で「暮しの手帖」の
春夏号を買って熟読する。今号もすごくいい。特に目をひいたのは「新しい直線裁ちの
服」と「ツバメノート」の記事(これについてはまたいずれ)。

20時からイルコモンズ・トラベリング・アカデミー仙台開始。今回の出席者約20名。
主催者の氏家さんが用意してくれた玉子焼きとお惣菜をイルコモンズ・クーポンで
配給。出席者の女性率が高いので、買物公園でのモニタリングレポートを交えつつ、
「ミッキーマウス、ハイチへ行く」とスウェットショップについてのドキュメントから始め、
カンクンでの「ウィメンズブロック」の映像と、セヴァン・スズキのリオのスピーチまで
約3時間半の圧縮アカデミー。アカデミー終了後、壱弐参横丁にあるトリスバーで
深夜のホームルーム。エコロジー運動とスポンサーシップの問題、人力サウンド
システムの意味その他について談義。その後、仙台駅の半田屋で朝ごはんを食べ、
始発の新幹線やまびこ号で一路東京へ、黄砂とともに仙台を去りぬ。やまびこ号の
車中でワールエンズ・ガールフレンズの新譜を聴く。今回のアルバムもまたすごい。
あまりすごすぎて一睡もできずに東京に到着(以下省略)。
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▼黄砂襲来とイルコモンズ北陸紀行_d0017381_154286.jpg[追記] ディズニーストア仙台店で販売されてた
ミニーなのかミッキーなのかよくわからない
マウスグッズ。もちろん、ライセンスのある
オフィシャル・ディズニーグッズである。
ディズニー社は、キャラクターのコピーライト
にはうるさいくせに、キャラクターのイメージ
アイデンティ管理はずさんである。
by illcommonz | 2007-04-03 21:52
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