
仙台でイルコモンズアカデミーを開催してたその同じ晩に、
「検証!石原都政と文化政策を問う緊急ミーティング」が
IRAで開催され、イルコモンズも参加を求められていた
のですが、あまり緊急すぎて、スケジュールの調整が
つかず、残念ながら出席できませんでしたが、下記の
テーマで討議が行われたそうです。このミーティングに
どのジャンルから誰が出席して、どういう発言があり、
どういう検証結果が出たのか、そして「美術手帖」は
ちゃんと取材したのか、気になります。
「東京都では、石原都政の下、5年間で16%もの文化予算を削減してきました。東京交響楽団の大量解雇をはじめ、東京都関連の各文化施設は運営の効率化と入場料収入の向上を強いられてきました。たとえば、東京都立現代美術館では催事場のようなイベントを開催するなど、美術館とはほど遠いイベントまで行ってきました。その一方、東京都事業として2001年にスタートしたギャラリー「トーキョーワンダーサイト」は、3館で桁違いの補助金が注ぎ込まれ、身内を運営者とし、一部の関係者だけが利益を得る形で運営されてきました。本当にオルタナティブに運営されてきた場所や、老舗画廊までもが、厳しい運営状況により閉鎖が相次いぎました。そうした状況の中、石原都知事は東京都現代美術館で開かれた「カルティエ財団コレクション」展にて、「見る者に説明を要する現代美術というのは無に等しい」、「日本の文化は西洋文化よりよほど美しい」と発言。来場者からは「都知事は酔っぱらっているのか」という意見まで出たことがあります。こうした文化政策のあり方に対して、参加者が自分の美術の関わりの中から発言していくという場を設けたいと思います。そこで、急きょミーティングを開催します。ぜひご参加の上、思いのたけをぶつけて下さい」。
【参加予定者】毛利嘉孝(社会学者/美術評論家)ほか交渉中
【コーディネーター】園江光太郎(ライター)
一方、mixi の
「石原慎太郎を落選させよう」コミュニティに、こんな情報がありました。
「4月4日の水曜日、15時30分頃、石原慎太郎東京都知事が下北沢にやってくるようです。昨年10月には、下北沢の再開発問題で大型道路の事業認可を下ろしたばかり。都知事であり、都知事候補の石原慎太郎は、下北沢を歩いて何を語るのか。注目したいと思います」。
イルコモンズは、都知事の顔なんて見たくもないので、これは断然スルーしますが、
去年、下北沢でおこなわれた「カルチュラル・タイフ-ン」でも、この再開発問題が
とりあげられ、最終的に、反対の声をあっさりスルーした都知事に対し、「ざわざわ
下北沢」の住民から、どんな声があびせられるか、注目したいと思います。