【こうえんじえき】 高円寺駅 [名詞]
東京都杉並区にあるJR中央線の駅のひとつ。
1922年(大正11年)7月15日 国鉄の駅として開業。
1945年(昭和20年)5月25日 東京大空襲により駅舎焼失
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄民営化によりJRの駅となる。
2007年(平成19年)4月15日 高円寺一揆の拠点となる。
[有識者による論評]
「中央線沿線でも高円寺あたりというのは、新宿で発生したハングリーエキスが、
中野を通過して、また吉祥寺から逆流してきた腐敗物も吸収して、きわめて
悪性のものに成長しています」 泉麻人『東京23区物語』
「だいたい中央線人というのは、金持ちを悪者としてしまう傾向がある。
悪いことをしているから金がもうかるのだという単純な発想が。
人びとの潜在意識のなかにインプットされてしまっている。だから、
反骨精神なるものも、金にからんで発生してくることがままあるのである」
三善理沙子『中央線の呪い』より
「いまもなお、日本のインド、高円寺」 みうらじゅん『ロック川柳』より