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![]() 1960年代の東京には、ハイレッドセンターやゼロ次元を名のる現代美術家たちの グループがいて、奇怪な儀式やハプニングで、閉塞した街の常識や制度に風穴をあけ、 大胆にかきまわして見せてくれたものだったが、そうした「街の思想的変質者」としての 現代美術家の役目はどうやら本当に終わってしまったようだ。余計なお世話かもしれない が、美術批評家やカルスタ研究者たちは、00年代の東京のストリートカルチャーの重要な 出来事のひとつとして、今回の「高円寺一揆」をちゃんとフォローしておいた方がいいかも、 と思った。 ----------------------------------------------------------------- ![]() [追記] でも、アナウト・ミクのこの作品はなんだかおもしろそうだなぁ。 ▼Aernouot Mik "Refraction" (2006年) http://www.hammer.ucla.edu/exhibitions/105/ ▼Aernouot Mik "Shifting Shifting" (2005年) http://www.24hourmuseum.org.uk/exh_gfx_en/ART44279.html 後者は、こういう作品だそうです。 「アナウト・ミック~虚構と現実が交錯する武装社会」 伊東豊子 アナウト・ミックの個展がロンドン北部のカムデンアーツセンターで開催された。 抗争、暴力が日常化した国際情勢をほのめかす映像作品4点を展示している。 ミックが本展で新たに試みたのは、ドキュメンタリーの延長戦ともいえる、レンズ のむこうで交錯する実体と虚構のグレーゾーンに鑑賞者を誘導することだ。警官の 現場訓練をシュミレーションした「訓練所」。スタジアム内に収容された避難民と、 彼らを監視する武装勢力を描いた「身代わり」。ヒッピー風の若者の乱入により 議会がのっとられた「部屋を掃除しろ」。これら3作品はいずれも、ニュース映像 のように表面上はリアルだが、不可解な行動をとるものがいる。スイッチをオン、 オフするように支配する側とされる側が入れ替わるなど、現実のルールを侵す 状況が忍ばされ、みているうちにつくりものであることに気がつく。一方、最後の 作品「生映像」は、(...) 内戦時の旧ユーゴスラビアをとらえた、放送されなかった テレビ用の映像を編集したもの。銃をもって走り回るこども、繁華街をうろつく兵士、 市街戦をくりひろげる軍隊、これらはみな現実のシーンだが、前作の類似性に よって現実味が薄れ、時に諧謔にさえ見える。虚構になれて現実がみえなくなる とはまさにこのこと。(「美術手帖」07年5月号) ![]() これはアドバターズの「TV・ターンオフ・ウィ-ク」の趣旨とも部分的に重なりますね。 テレビの画面に映し出されるゆがんだ世界の像が、いま僕らが現実に直面してる 政治や環境の危機に気づかないようにしてる、といってます。 ↓ And it's about challenging the heavily distorted reflection of the world that we see on the screen, a reflection that is keeping us ill-informed and unaware of the very real political and environmental crises that we all currently face. ----------------------------------------------------------------------- ![]() というアイデアから生まれた社会彫刻の作品。 こういうのも好きです。 ▼イララチサ「ゼロ円」(2007年)
by illcommonz
| 2007-04-24 00:46
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