「コムニタス=共同体」は「ムヌス(贈与、捧げもの、義務、分担」と
「クム(~とともにあること)」からできていて、構成員たちは贈与に
よって結ばれている。コムニスタスは集団的帰属の境界の内部に
ひとをとじこめることで主体を保護するのではなく、反対に自己の
外部へと主体を投げ出し、他者との
接触や感染に主体をさらす
ものである。コムニタスには「共通のものなどなにもない」。
(ロベルト・エスポジト「コムニタス」より)
駅前ダイブとモッシュを思い出した。しかもカゼの贈与と集団感染
というおまけまでついてきた高円寺一揆は実にコムニタスであった。